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カテゴリ:私のお仕事
いつものチビちゃんたちの所に行くと、まずは何かしら全員と関わりますね。私の背中に毛糸のクズを入れて来るいたずらなドキンちゃんを捕まえてくすぐったり、突然背中をぶってくる子、冬になる前に手袋欲しい、と言ってくる子・・・etc。
S君がずっと前ぼろぼろにしたアンパンマンの顔を一心不乱にはさみで切り刻んでる子を見守ってたら、そのS君が隅のゴミ箱に向かって、オシッコをするようなしぐさをしてる。私は男性職員に目で合図してS君を指差した。“あ~!S君なにやってんの?”やはりおしっこをしてたらしい。他の職員も“何突然とんでもない事やってんの”と大騒ぎ。 昨日は十五夜だと言う事だから私は“満月の夜は人間が狂う、ということだからねえ・・”と言ったら“あ~そうかもしれない”と女性職員は大きく納得しましたけど。正確に言うと十五夜でも満月とは限らないと言うことです。まあ、そんなことはどうでもいいんですが。 そのS君、やはりいつも私と接近してる率が高い、私も彼の側にいたいと思うんですねえ。 最初は、私の膝に入ってきた彼の顔を、エステのマネゴトみたいになでてやった。そして手の指をスポンスポンとやるマッサージもどきも。 外遊びの時間になってS君は2階のデッキに行こうと誘うので二人で行きましたよ。すぐ側は車が大量に走ってる道路で、しばしそこから見物しましたね。S君が “車やバイクは飛ばないの?” “車やバイクは飛ばないなあ” “どうして?マントがついてないから?” “あ~、そうかもしれないねえ・・・” と、かわいい会話じゃありませんか。 S君はひと時もジッとしていない。今度はバスケットのシュートを始めた。小中学生くらいの子でも入れる率は低いのに、S君はすぐにできましたね、8回も。私は本当に感嘆してしまって“すごい!すごい!”とS君の背中を大きくゆすぶってしまいましたよ。 外遊びがあんまり好きじゃない、体の大きいK君もバスケットをやってたけどそれほどはできない。S君は自分の身体能力の高さを自覚してるみたいで“K君はこんなに入れられないよ”と言った。途中オシッコがしたいというので部屋の中に入ったが、さっきゴミ箱におしっこをした時、外でオ〇ン〇ン出したら警察が来るよ、と脅かしたから、もう外ではしないんだろう。前は用水路に、その前は芝生のネットの棒を挿す穴に3人でおしっこをしてるのを見た。いや、おそれを知らないS君のことだからまたしない保証はありません。 今日はガムの事は違う職員にキッパリとだめだと言われ、子供たちにせがまれて断るのがつらかったです。キシリトールだから別に歯に悪いことはないんだけど、そういう問題じゃない見たいで。何かの事故でも懸念してるのか、勝手は許さない、と言うことなのか。そのうち私は出入り禁止にされかねないから渋々従いましたけど、心の中は“たまにだからいいじゃないか”と言う反抗心で一杯でしたけどね。これは私の子供じみた考えでしょうね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.20 10:05:02
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