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カテゴリ:児童館
今日の児童館は例の話の長い女性とボランティアの女子大生の3人だった。学校が終った頃、あのヤンチャ坊主I君が大きなレジ袋に宿題の漢字のプリントと筆入れを入れて持ってきた。テーブルで何個か漢字を書いて、ピアノを弾いて、また漢字を・・と何回か繰り返しやっと終わらせると言う状態。その漢字も書き順が全部メチャクチャ、しかし結果としてはちゃんとした漢字だから・・3年のI君は“おれは頭悪いから、ママが塾行くと喜ぶから週に3回行ってる・・”と。ヤンチャだけどケロッとそう言えるたくましさが私は好きなんですね。彼は母親が若いし、病気がちなこともあって一時離れ離れになったこともあるらしい。私が“学校で先生の話をよく聞いてないんでしょう”と言ったらそうだと言う事だ。
でもいつも思うんですけど、塾に行かなきゃ勉強がわからない学校って一体なんなんでしょう。いちいち丁寧に教えていられないって言うのはいいわけだと思いますね、怠慢。 まあ先生方は生徒以外にも雑務に追われて大変らしい話は聞きますけど、教師としての才能のない人が多いんでしょうね。 まあ、そういうわけでI君が別の場所で遊んでたから私は彼のことは忘れてた。しかし、閉館時間近くになって私が1階に行くと彼が一人で遊んでる。確か今日は塾の日だって言ってたような気がする、と気がついて彼に言ったら、あっ!と言って慌てて時計を見た。I君は“ママ、ごめん!”と言って走って帰っていった。 もう塾の始まる時間を30分も過ぎてる。バスに乗って行く、と言う事だから、その時点で帰っても30分~1時間はかかる、塾にいる時間は1時間半なのに。果たして彼は塾に行ったんだろうか。 あのヤンチャな彼がママを喜ばしたい、なんてことを言ったのには健気だなあ、かわいいなあと思いましたね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.09.30 21:54:28
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