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カテゴリ:近隣
昼頃、空ペットボトルや空き缶、すべてのゴミの袋をここの建物のゴミ集積場に持って行った。その帰り、猫の額ほどの花壇をながめていた。いろんな花やサボテンなどが雑多に植えられてるが、ガーべラの大きな花がひときわ目立ってる。
そこにいつもこの花壇を手入れしてる70才前後と思われる住人が現われた。いつもその花々を愛しそうにながめてるから魂込めて花を育ててるなあと思ってた。彼は花を見てる私に話しかけてきた。 一つ一つどんな風にここに植えられたか・・・近所のおばさんがもって来てくれた花、だとかコスモスはあんまり茎が伸びすぎないよう最初に切っておくものだ、と教わった、とか。 自分は花を育てるのは初めてだからいろんな人に育て方を教えてもらってる・・・ おじさんからは本当に花への愛情が伝わってきて、二人で何分か話しましたね。 私は花が咲くのは楽しみですよねえ、と言いました、本心から。 おじさんは私にいつでもここの花を摘んで持ってってもいいよ、と言ってくれた。 玄関の受付になってるところにはいつも一輪挿しにきれいな花がさしてある。私は最初シルバーから派遣されてる人がきれい好きだからそうしてるんだろうと思ってた。そしたらその世話をしてるおじさんと一緒に相談しながら花を飾ってる、ということだ。 殺伐としたこの建物の雰囲気が、一輪の花でこんなにも温かく感じられるのはうれしい事ですよ。おじさんにとって花を育てる、と言う事は希望や幸せだと思いますね。 私がネットで毛糸を買った時にオシロイバナの種を入れてくれた出品者がいました。これをあのおじさんに育ててもらおう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.10.13 19:14:58
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