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カテゴリ:私のお仕事
K君とS君と私は家族ごっこをしてた。K君が布団をかぶって寝たふりをしてる所に元気すぎるドキンちゃんことHちゃんが体ごと勢いをつけてかぶさってきた。私は、おっとこれは危ないなあ・・と思ってる間にK君は大声で泣き出した。
“痛かった?” “こわかった”と私に泣きながら抱きついてきた。 ドキンちゃんはその瞬間をよく見てなかった職員に“ぶって泣かしたらダメでしょう!”と怒られてしょげていた。職員はその場を私に任せて行ってしまった。 私は“わざとじゃないよね?こんな危ないことだとわからなかったんだよねえ”と言ったらいつもの元気はどこへやら下を見てコックリうなずいた。 “K君、Hちゃん、わざとじゃなかったんだって、許してくれる?”と言ったら “うん”と言って泣き止んだ。 “Hちゃん、K君許してくれるって”と髪の毛をなでてやった。 いつもワントーン高く張り上げておしゃべりするドキンちゃんは常に反抗期みたいな女の子だけど、生意気な言葉を吐いたりするけど、私は全然平気、むしろ本当は素直でかわいい子だってことを知ってる。 彼女も私のそんな気持ちを感じているんじゃないかと思われる。いつも私を怒らそうとわざと乱暴な言葉で対するするけど私はひるまずやんわりやり返す。そうするともう何も言えなくなるんですねえ、彼女は。 ドキンちゃんが好き、男の子になりたかった、と悪ぶってるけど、いつか私の質問に、本当はお姫様が好き、と本音を言った事がある。 彼女が良い子だった時には私は“お姫さま”と言ってあげる。 ハロウィーンの時は、ニワトリの前にY君と一緒にいた私の所に走って来て、自慢げにお姫様の衣装を見せに来た。 “あら~お姫さまステキねえ”といったら “いつもドキンちゃんと言うくせに・・”と口をとがらせたけど内心うれしいのは見え見え。 ヤンチャな子は複雑だけど素直だからいっそうかわいい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.11.29 09:09:00
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