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カテゴリ:近隣
今日もなんとかつつがなく終った仕事の帰り、真っ直ぐ住まいに帰る所だったが、ふとワインのつまみでも買っていこうと向かいのコンビニに向かった。
車の切れ目を見はからって道路を横断し、コンビニの前に行ったら、ドアを開けてるところだった見覚えのある後ろ姿・・・コロッと太った、昨日久しぶりに電話をくれたYおばさん。 25年前アパートが隣同士だった、母と同じくらいの年齢のYさんは、どういうわけか私が通常じゃない生活の時に電話をくれる。私の通常じゃない生活が勘でわかるのか・・・?と思われる事態の時に電話をくれる。 自分でもそういう勘が働くとは言ってたが。 今の私は別に異常事態じゃないけど、昨日薬局で処方箋を出してた薬局で待ってる時間、ケイタイでスケジュールを調べてる最中にそのおばさんから電話が来た。 一方的に自分の今の生活を話す、これはいつもの事。 おばさんの話によると、息子夫婦がちょっと微妙で、平日は息子の住んでる都内の一等地の事務所兼自宅マンションに泊り込みで家事をし週末に自宅に帰ってくる生活だ、と。 その息子さん、業界では知る人ぞ知る有名人の大金持ち。本名では出てないし彼はそれほど俗っぽくはないのでおばさんに自分の存在は他人に言うな、と口止めされてるらしい。 おばさんは太ってる事が第一の原因だけど、あちこち具合が悪い。 そんな身体で家事をするのも大変だろうなあと同情した。 昨日の電話は、私に血糖値を測ってもらいたい、という事だった。 思いがけなく今日出会ったからコンビニの前で血糖値を測ってあげたが、112と健康人の値。 今さらダイエットをしろなんて言ったって、到底無理な話なのはわかってるから私は何も言わなかった。 私に血糖値を測ってもらった事に恐縮して、さかんに何か買ってあげる、と言ってたけど私は気にしなくていいよと応えた。 でも店の中で息子がまた新しい仕事を手がけて・・・と他の客が聞いてるかもしれないのに話し出した。 それは私が聞いてもまた大儲けしそうな予感だったから“お金余ってるんだね、じゃあリンゴ買って”とレジの横にあるリンゴを見て言った。 おばさんは“あんまり良い品じゃないよね、今度デパートから買ってくるから・・・”と。 私はコンビニの物には慣れてるし金持ちの言う事は違うなあ・・・と一瞬別世界に行った気になった。 けっきょくリンゴ3コ入りとオレンジ4コ入りを買ってもらったけど。 これでおばさんの気が済むなら頂きましょう、と思いましたからね。 それにしても、ライトの壊れてる自転車で薄暗い道を帰る太ったおばさんが心配でした。 ライトくらい自転車やさんでつけてもらえばいいのに。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.04.04 22:14:58
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