|
カテゴリ:児童館
今日は1時間早い児童館への出勤。3人くらいの子がもう来てた。
30分位してあのA君がやってきた。 2.3日前からやってた指編みにさっそく取り掛かり、黙々とやること30分。ちょっと肉付きが良いから寝っころがったりしてやってたが、背もたれの椅子に座ったほうがいいんじゃないか、と私が言ったら素直に従った。 それにしても編むのが早い。クサリ編みだけを、もう毛糸を3種類くらい延々とやってるが最終的に何を作るのかは決めてないらしい。 それでも私は彼がこの作業に集中してくれることを願って毛糸を選んであげたりしたが、きれいな毛糸がない。 最初青、次に水色、次が水色や紫のミックス、あとは黒とか茶色、黄色としかないから困った。 編んでる時だけはあの、ののしりの言葉は出ないから持続することを願いますよ。 職員にその話しをしたら問題児なだけに編み物なんて信じられない!とみんな驚いた。 編み物に興味を持って、それが高じて編み物に夢中になってそれが職業になる、なんてことになってくれたら最高なんだけど、それはないだろうね。 図書館に行ったら指編みの本があるよ、と教えたけど興味は持ったみたいだが自分から行くことはないだろう。 私が借りてきて見せる、と言うことになったら興味を示しそうだ。 あの子は頭ごなしにしかるより、そういう面からアプローチしていったほうが良さそうだ。 素直な態度をとることができないようだから。 しかし、昨日の昼、彼と二人だけの時、やはり何かのことでちょっとした言い争いになった時、私はきついことは言わないようにして黙ったら、彼、寝転がって指編みしたまま後ろを向いて、涙を拭いてたように見えたけど・・・ それはもしかして私の思い違い、願望だったかもしれない。 しかし、もし泣いてたのなら、自分が素直になれないことに対しての涙だったのだろう。 どちらなのかわかりませんね。 そのあと、沈黙の気詰まりに私は自動ピアノをつけた。 A君が“どうしてつけたの?”と聞いたから “聞きたかったから”と答えた。 自動ピアノはもう何回も聴いてるから曲の順番はすっかり覚えた。乙女の祈り、エリーゼのために、トルコ行進曲・・・ 二人で黙って聴いてた。 A君のお母さんとの関係、お兄ちゃんからどれほど悪影響を受けてるか知るすべもありませんが、自分の態度に自覚を持ってくれたらもっと生きやすい楽しい人生を送れるのに、と思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.07.31 19:31:08
コメント(0) | コメントを書く
[児童館] カテゴリの最新記事
|