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2014.10.10
カテゴリ：近隣
午後、いつものスーパーで人参買おうかどうしようか立ち止まって迷ってた。
そしたら“モモさん・・”という声が聞こえる。 エッ？気のせいかなあ、と思いながらも周りを見渡したら、知らない女性がニコニコした顔でこちらを見てる・・・ いや、一瞬誰だろうとは思ったけど、３年前くらいに一緒にダンスをやってた女性だ。 そう言えば人参を見てた時、なんか視線を感じた気がする。 彼女とはあることでひと悶着あった、というか私の言葉でそんなに怒るとは予期しなかった怒りを買ってしまうことがあった。 けっこう仲良くなってたんだけど、それ以来ダンスのレッスンには来なかった。 それから１年ほどして駅の雑踏の中で彼女を見つけて私は声をかけた。 “あの時は考えないでもの言っちゃってごめんね”といったら “どうして謝るの？私怒ってないよ・・・”と。でも顔はきつかった。 その時に違う街に引っ越した、と聞いてた。 今日、まさか私を見つけて声をかけてくるとは思わなかったし、その顔がまたニコニコとなんのわだかまりもなく、髪型も素敵になってたし、若返ったように見えた。 そんなこととかあれこれ話してたら “友達たくさんいるでしょう？・・・”と言う。 “エッ？私？う～ん・・”とあいまいな返事をした。 “私、あれからまた大変なことがあって、死のうかと思ったほど・・・友達いないの”と。 彼女、前もいろんな人に騙されたり裏切られたりした話をしてた。 その時も生きがいがないと言ってた。 今もさみしい、ということだろう。 何があったのか聞いてあげたかったけどスーパーの中だし、短時間で別れましたけど。 そんな辛いことがあったのなら、なおさら人恋しいだろう。 でも彼女の人生を引き受けるにはちょっと重い・・・かな。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2014.10.10 18:00:50
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