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カテゴリ:映画
“相性”これに尽きる、と思った映画でしたね。
人種、性別、資格・・・・どんなことをも超越するこの“相性”という言葉。 人間の言葉で解説したら膨大な数にもなるであろうこの言葉、くどくどした解説はいらないこの二語が果たす役割は、究極の“愛”とも言えるんじゃないでしょうか。 私は、やはり世の中を生き抜くには、資格というのは便利なツールだと思ってた。 高学歴、履歴、国家公務員資格、○○資格・・・・・ 私には一切そんな資格はありませんけど。 昔勤めてた会社、最高学府卒の方々がいらっしゃって、何かにつけてその名前が出る・・・・ 顔に○○大卒と書いた紙でも貼って歩けば?と思ってた。 今でもその思いは変わりませんよ。 その学歴で一生成功・・・と思ってる方々、かなりな高率で現在も健在なんでしょうねえ。 話しはだいぶそれました。 この映画は、大金持ちと社会の最底辺で生きてる移民とおぼしき黒人青年との本当にあった物語。 私は前、違う番組でこの話しは知っていた。 しかし、映画で見るともっと真実味がまして、私が見た番組の少々偽善臭さの入る余地はないと思われるほどの出来栄え。 社会の底辺で生きてたって、人間の賢さがそれで変わるわけじゃない。 知識が豊富なことをひけらかす恥ずかしさを知ってる賢さ・・・ 経済的な高低差はあるが、本当の賢さがそれで阻害されるかされないか、それはひとえにその人の賢さ、強さにかかってるわけで・・・・ 映画の中の二人、いちいち言葉に出す必要もないと思われる、すなわち相性の良さというものでしょうね、それで楽しく生きられるという証明みたいなものを示してくれた。 日頃、型にはまった対応をする職場の方々にウザさを感じてた私の思いは、まんざら自分のわがままな性格のせいばかりじゃなかったんだ、と安堵する思いもあった次第で。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.14 23:59:05
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