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2015.04.23
カテゴリ：私のお仕事
眠れなかった辛さを、入浴して半錠の睡眠剤を飲んで、いくらか眠ったような感じがして保育園の仕事に出かけた。
４月に新しく入所した、2才になる、両親がそれぞれ違う国の人という男の子M君がいる。 私がいつも担当してる部屋に行くと、そのM君が走ってきて私に抱きついた。 他の子達もM君につられたように走って来て私に飛びついた。 私はびっくりしましたね。 M君がそんなに私を信頼してくれたのか、と。 2才といったら、大人の言葉が随分理解できるようになる年令だ。 そのM君がなにか話しかけるのだが、私が理解できる言葉は単語が何コかだけ。 初めて彼に会った時、彼は落ち着きなくウロウロして、集中して一つのことを遊ぶということが見られなかった。 私は朝から行ってる訳じゃないから全て見てるわけじゃない。 しかし、彼は自分の言うことが職員に理解されなくてイライラがつのってるんじゃないか？と思ってた。 おもちゃを投げつけたり突然他の子を押し倒したり・・・ 両親が日本人じゃなく国も違う、としたら家庭では日本語で話してるんでしょう。 でもたぶん危うい日本語なんでしょうね。 M君の言葉はよく聞き取れないから職員は適当にあしらってるんじゃないか、と言う疑問が湧きました。 私は彼の言うことがよくわからないから、彼の顔をジッと見つめて、こういうことなの？と話しかけて理解するように努めましたよ。 自分の思い込みかもしれないけど、私がじっくり聞いてあげたことで彼は気が済んだんじゃないか、なんて思いました。 それが今日の、私に抱きつくという行動になったんじゃないか、と。 M君のパパとママは交互にお迎えに来る。 見た感じ、インテリ風。 ママがお迎えに来ると必ずM君の口にキスをする。 アジア圏の国のご両親みたいだが、口にキスをするのか・・・と思いましたね。 抱きしめてほっぺにチュッは日本でもすると思うけど。 まあ、いずれにしてもお迎えに来た時の親子の対面は感動的ですよ。 また一人特別気になる子ができたのは喜びですよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.04.23 22:16:48
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