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2015.11.13
カテゴリ：近隣
先日、母を彷彿とさせる高齢の女性のことを書いたが、極太で一晩で編みあがったニット帽を渡して“お金はいらない、母に似てるから・・・”と彼女の耳にささやいた。
しかし、昔の女性はそんなことで黙って受け取るようなことはしませんね。 ちょっと黙ってたが“そんなのは困る・・”と優しく言ってお札を私に握らせようとした。 私はびっくりして返そうとしたけど、カードを入れてまだ開店時間があるから小さな押し車を押してどこかに行ってしまった。 私は慌てて自分の財布を見て小銭を全部かき集め、彼女を追いかけていったら、公園にいた。 それで彼女のポケットにありったけの小銭を差し込んだ。 私に“ニット帽編んで”なんて思いがけなく声をかけてくれただけでも嬉しかったのに、こういうやりとりも嬉しかったです。 そしたら翌日、彼女がまた私のそばに来て“ダイエーに行ったから買ってきたの、気にいるかどうかわからないけど・・・”と言ってキャンディ2コと袋に入ったものを渡してくれた。 中を見たらシルク混の素敵な黒い薄めのソックス。 私のソックス、穴が空き始めて買わなきゃ、なんて思ったところにこれですよ。 本当に感激です。 そして“あの帽子はグランドゴルフやるときにかぶろうと思って・・・”と。 私は今度また、ソックスのお礼・・と言って別のものを編んであげますよ。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2015.11.13 08:02:18
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