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カテゴリ:私のお仕事
仕事に行く途中、何メートルか前を歩いて来るのは、私の心の恋人M君じゃないか?
生まれたばかりの赤ちゃんを抱いたママと手をつないで歩いて来る。 今までは彼ら自転車だったから意外でしたね。 M君のママは彼らの家が私の住まいの建物の真ん前の建物だと多分知らないだろう。 私は知ってるんですよ。 M君も私だとわかって“キャー”と“ワ~”とが混ざったような奇声をあげて喜んでた。 距離が縮まってM君はママの手を握ったまま私の方にかけてきた。 私は慌てましたね、細い道で車はたまにしか通らないけどこの瞬間来てるかもしれない、と頭を左右に振って確かめました。 そしてM君に駆け寄ったらM君は片手を出して二人でハイタッチ! 保育園では帰る時、みんなそうするんですよ。 私は嬉しかったですね、M君もやはり私を好いてくれてるんだ、と。 時々廊下であったり玄関であったりして“Mくん!”と言ってなにか話すと、M君ははにかんで、あんまり話さないんですよ。 一体、私をどういうふうに思ってるのかなあ・・・なんていつも気になってた。 まるで私、大人の恋人に対するような感じですね。 M君も、もしかして3.4才にして初恋?なんて・・・ そして久々に1.2才時のクラスに行くように言われた。 そしたら4月に新入したばかりのA君が“ママ!”と言いながらワンワン泣いてた。 A君は病気がちで、ずっと1週間休み、1週間出所、ということを繰り返してたらしい。 私と担任はおもちゃや抱っこで気をそらそうとするけど、すぐ泣いてしまう。 私は担任に、A君の気を紛らわすために玄関まで連れてってもいいか聞いて、玄関まで行きましたね。 他のママがドアを開けてくるたびに“ママ!”と言い、違うと分かって泣きました。 5分後くらいに本当にママが帰ってきたのにはびっくり、お迎えは1時間後と聞いてたから。 私はママの顔を知らなかったので“A君のママですか?”と聞いてしまった。 これはちょっとしたハプニングに思えました。 A君はみんなが帰ったあとも一人泣いてなくちゃならないのか、と可愛そうだったから。 良かった、良かった、こんなことは毎日のことだけど、改めて痛切に良かった、と思いましたよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.07 22:50:02
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