|
カテゴリ:近隣
仕事からの帰宅途中、何メートルか前を4年生くらいの男の子が自転車で走って来た。
アパートの前に何台か自転車が駐輪してて、そこを通ろうとした男の子が、私の後ろから走っていった車がギリギリに通り過ぎたから、その子はハンドル操作を誤ってズルっとすべって転んだ。 タイミングがずれてたら車に轢かれてたかもしれない、と私はびっくりしてその子に駆け寄った。 前かごに入ってた塾のバッグみたいのも転んだはずみで飛び出してる。 彼は呆然としてた。 私は“大丈夫?けがしてない?”と聞いてバッグを拾ってあげた。 彼は足とか見てたけど怪我はないようだった。 あまりのことにショックを受けた表情で自転車を起こし、私は “びっくりした?私もびっくりしたよ、車にひかれてたかもしれないよ。 ちゃんと家に帰れる? これからは車が来た時は自転車降りたほうが良いよ・・”なんてことを言って頭を撫でてあげた。 彼が気を取り直し自転車を押して、私も歩き始めたら、何か言ってる声が聞こえたから後ろを振り向き“なに?”と言ったら “ありがとうございました!”と。 “うん、バイバイ!”と私は手を振ったけど、へたな大人より、よっぽどいい子だなあ、と感心しました。 私の住まいの、エレベーターに乗り合わせ、挨拶をするべき場面でもお辞儀さえできない人間もいる。 ちょこっと頭を下げるだけでいい場面でですよ。 そのちょっとしたお辞儀でお互い気持ちよくなるのに・・・ 良い人間になるか、いい加減な人間になるかの分かれ目ですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.06.20 20:21:36
コメント(0) | コメントを書く
[近隣] カテゴリの最新記事
|