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カテゴリ:近隣
ヘル○トロンの仲良しSさん、何ヶ月か前に、独身の息子さんが一人暮らしをやめて自分のところに帰ってきた、という話を聞いてた。
Sさんは今までは外を歩いてると、ちょっと風が吹くと吹っ飛ばされそうな頼りない歩き方をしてたのが、この頃はなんか元気になった感じ。 自分でもそれはわかってるみたい。 食べるものだって、自分以外の人が居るとちゃんと作らなきゃと思うし、上階の2才のTちゃんの足音に癒される、なんて言ってた寂しい気持ちも薄らぐだろうし。 〝顔、少しはふっくらしたでしょう?”なんて聞いてきた。 今までは毎日亡くなったご主人の仏壇に話しかけてるただけだったのに、今は生きてる息子さんと話すことができる・・・んだねえ。 Sさんは昔気質の女性だから、自分の子供にさえいらぬことは言わないんでしょう。 でも子供たちは彼女の寂しさををわかってたんでしょうね。 前、Sさんが上階のTちゃんにあげるからベスト編んで、と私に頼んだから編みましたよ。 そしたらTちゃんがそのベストを着て見せてくれて、それが大きさがピッタリしてて・・・と。 Tちゃんのお母さんがお礼として趣味のスタンドグラスを持ってきてくれたそうで。 私は今日、編み貯めてた小さなアンパンマンの編みぐるみを〝Sさんにじゃないよ、Tちゃんにあげてね”と言って渡しました。 自分が編んだものでそんな風に良い話を聞いたら嬉しいですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.01.19 21:31:33
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