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カテゴリ:近隣
昨夜のあの高揚感が今日も続き、例の占い師に開店と同時に電話予約しましたよ。
予約時間に遅れないように、5分前には来てください、と言われた。 私は時間を気にし、どんな人だろう、若目で誠実そうということだからすごいワクワクした。 この何日間の憂鬱を吹き飛ばしたい、新しい世界に飛び立つ清涼感を味わいたい! と、ちょっと早めに出かけてしまった。 場所は調べてたからすぐ分かりましたね。 楽しみにしながら自動ドアを入ったら、薄暗がりの中にホコリをかぶったようなフィギャアが乱立してる、売り物には見えないし、なんなんだろう・・・ 少し奥にレジ台みたいのがあって、そこにスマホをいじってる男性がいた。 〝5分前と言ったでしょう”と睨まれた。 〝すいません、待たしてもらっていいですか?”と恐る恐る聞いた。 (エエ~ッ!、こんなはずじゃなかった・・・・) でも少ししたら彼は機嫌が直ったらしく、入口のところを黒いカーテンで仕切った小部屋に 〝どうぞ”と案内した。 見たら彼、長いスカートをはいてる・・・髪は後ろで束ねて。 小部屋に入ったら、壁際にアイドル用みたいなワンピースとなんだったか忘れたがハンガーにかけてある。 ハア、彼は見た目ちょっと薄汚れた感じだけど女装趣味なのか・・・オタクの雰囲気満載。 ここで着替えてるんだろうと思いましたね。 私は一体何を占ってもらいに行ったのかまとめることができなかった。 まあ、総合的な運勢、今の行き詰まったような日常をどうにかしたいというようなことを言った。 彼はタロットカードを次々に開いて占っていく。 私は自分の状況は何も言わなかった、霊能者ならわかってるだろう、と思ったから。 でも彼が霊能者に思えるようなことは何も言いませんでしたね。 昨夜の仕事のことを占ってもらった彼女、この彼と相当相性がいいんでしょうね。 占ってもらったことは、けっこう見た目と違って普通でしたし、少しは自分の心配を解消してくれた部分もありましたけど、また行こうとは思いません。 まるで異次元の世界、これが純粋本物の〝オタク”と言う人なのか、と身近に知ったことが新しい体験でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.08.19 21:34:30
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