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カテゴリ:私のお仕事
2.3歳児クラスのK君、そこでは一番年上だから他の子たちとの遊びはもの足りないかも…と担任職員が言ってたが、他方かなり執着心の強い子。
おとなしいH君が持ってたミニチュアカーが欲しいと言い出した。 H君は結構おとなしく、されるがままにされてる優しい子だったがその時は頑として譲らない。私はH君に〝K君に貸してあげる?”と尋ねたが嫌と強固に言った。 そしたらK 君はだんだん声が大きくなって執拗にH君に要求する・・・・ K君は兄弟が多くて末っ子、競争して生き抜くというよりかなり甘やかされてると私は感じてた。 私はもう優しく対処する気なんかなかった。 必死になって執着するK君に私の手のひらを出して悔しかったらたたきなさいと差し出した。 とっさにそんな行動に出たんですけど、2.3歳児の子が私の手のひらを打ったって別に痛くもかゆくもない、さあ、もっと強く、とかいって気をそらそうとした、執着心を少しでも抑えられたら、と思った。 そしたらK君、地団駄踏んで 〝ダイッキライ!”と言って大声で泣きだした。 〝いいよ”と言って私は意に介さなかった。 本心を言えば気持ちよかった、このわがままっ子、少しは我が家とは違うんだと認識しなさい、と思いましたね。 親に見られたらまずいかな、とは少し思いましたが。 他の大部分の子は我慢ということを学ぶか知ってるからそんなことはしない。 K君、ほかの先生に慰められてハンカチでなんか作ってもらい、今度はそのことに気を取られて私にまで〝見て!”とか言って近寄ってきて機嫌が直ってる。 執着心の強い子ははた迷惑でもあるし自分でもつらい目に合うと思う。 それでもさっき怒った気持なんかけろりと忘れて抵抗した相手にも何のわだかまりもなく接してくる、というのは大人が見習わなくてはいけない偉大な魂の性質ですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.02.16 10:49:53
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