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カテゴリ:編み物
ひと月に一回4日間だけレンタルショップでお店を出すと言う人と知り合いになり、1月から編みぐるみを何個か出してもらってた。
私が最低限ほしいお金を提示して、そこにオーナー側の利益やら2割を乗せての売値だった。 しかし、私が買う側になってみると高い。 でもオーナーはそもそも儲けるためにお店を出してるわけじゃない、セイブ・ザ・チルドレンとかユニセフ募金とかチャリティのために開いてる。 そこにはいろんな人のワークショップが参入してて私の参加も喜んで受け入れてもらってた。 2月に私がその中の一つのワークショップで癒しのマッサージとタロット占いをやってもらってる時、後ろの方で1年生くらいの女の子がお姉ちゃんとお母さんと一緒にきてて、30分くらいずっと何かを見てたけどお母さんが渋ってる。 私が癒しを終わってみてみると、私の編んだ丹次郎が欲しいと言って動かずにお母さんが困ってたみたいです。 私はその子の気持ちが良く分かった。 私もそんな年齢の時、花火大会の出店で父親が人形を買ってくれたのをすごくうれしいこととして覚えてる、私はその人形を心から愛して遊んでたことを鮮明に覚えてる。 母も私の気持ちがわかったのかミシンで人形の洋服やら帽子やらを作ってくれた。 私は心が痛んで、オーナーに私の分は構わないから半額にしてもらえないか、と話した。 もちろんオーナーは優しいからOKしましたよ。 そしたらまた今月その子が丹次郎を抱いてねず子も欲しいとやってきたらしい。 後でオーナーがラインで知らせてくれたところによると、その女の子は丹次郎を抱いて寝てるそうで、お母さんも心を動かされたんでしょうね。 私は感動してしまいました。 小さな子は思い入れが半端じゃない、その愛情が大人になっても消えないんですよ。 〝鬼滅の刃”は去年の末初めて知った名前で、世間でこんなに流行ってるとも知らずにいたんですが。 私はこの流行に乗ってちょっと儲けさせてもらおうなんて思ったわけですが、これを商品にするとなると時間に換算したらおよそ儲けとは程遠い。 でもこんな感動を得るなら全然かまわない、一人でも多くの子供や大人に愛情を増やしてもらいたい・・・ それはお金には代えがたいことだと新たな感動で編みぐるみを作るわけで。 ちなみに最初の値段設定は高いので2/3に下げました。 そして吾妻善逸のファンもいるみたいで、私は頼まれて3日で仕上げました。 人形の編みぐるみは私の魂が混入してるので人形の髪の毛だんだん伸びてくると思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.18 20:38:22
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