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カテゴリ:私のお仕事
異動の季節、涙で別れる人もいれば悪夢がよみがえると思ってしまう人もいる。
何年か前、新入児童の泣き叫ぶ季節、1歳の、恐怖で泣き叫ぶ女の子を抱っこしながら慰めてると、ある職員が他の職員とおしゃべりをしながら私に〝ほっときなさい”と言った。 私はそんなことはできないから無視した形になってずっと抱きしめてた。 そしたらその職員、ものすごい恨みを私に抱いた。 表立って意地悪はしないが、お愛想は少し言うが、根に恨みがあることはひしひしと感じてた。 それが一年続いたんですよ。 他に異動になった時は心からホッとした。 それがまた舞い戻ってくる、と耳にしたのはつい何日か前。 ああ、どうしよう・・・優しい園長に打ち明けようかとも考えた。 しかしここで甘えたらきっと園長にうんざりされる、それは避けたい・・・と悶々としてた。 そしたら昨日だったかな〝お帰りなさい、よろしくお願いします”と言いなさいと言う言葉が降りてきた、なんか意味深な言い方ですけど。 しかし、それが何とかスムーズにいかせる方法かもしれない、と思い切ったわけですよ。 そして今日、その彼女が園に挨拶にきてて私の入っていく部屋で2.3人と立ち話をしてた。 私は他の人に構わずその彼女にあの言葉通りに話しかけた。 〝お帰りなさい、よろしくお願いします” 彼女は、みんなマスクだし私だとすぐにはわからなかったのか、私の意識過剰のせいだったのか、不審な顔をしながらも挨拶を返してくれた。 私にはきつい顔に見えた。 ああ、やらかしてしまった、ちょっと対応が早すぎたと後悔した。 しかししょうがない、この線で押し通すしかない・・・・ 周囲の人間は自分の鏡と言います。 自分のやらかしたことは、無視したというやり方はまずかった、もっとやんわりとした方法をするべきだった、と勉強したわけで。 これから悪夢を極力交わしていくしかないわけで、もう辞めたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.03.25 22:53:29
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