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カテゴリ:人生
ユーチューブの仏教の話で〝濡れ衣・・”ということについて話していた。
濡れ衣を着せられたら大部分の人は怒り言い訳、反撃をすると思う。 しかしそんなこともできない弱い立場の人間はその不条理に耐えるしかない時がある。 子供は大人の不条理にさらされ傷つき、それでも生きなくちゃならない。 そこで屈折するか真っすぐ生きるか・・・真っすぐ生きる方が豊かです。 その法話を聞きながら私は母のことを思い出し涙した。 数々のひどい不条理を味わっていた母を私は幼いころから見てきた。 そりゃあ母にも短所はありましたよ、でも今は亡き母を思い出すのはいつも忍耐してる時の姿。 子供の私が見ても家族から意地悪いこと言われてると知ってた。 でもヒステリックに言い返すなんて場面を見たことがなかった。 それどころか自分の娘とは言え私に〝自分(母自身)のせいにして解決する問題ならいくらでも悪く言いなさい・・・”と。 そこまで言えるのか、とその瞬間大きな感動を受けたのを覚えてる。忘れない。 ここで自慢じみたことを言うのはなるべく控えるが、私は母の生きざまを見て自分を律してることが多々ある。 母が何気なく言った言葉〝ある時目の前にまぶしい光がびかびかと現れた・・・” たぶん他の人には言ったことがないと思う、私にだけ言ったのだと思う、私は理解できるから。 ああ、神様が母の魂を讃えたんだなあと理解できるから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.02.14 21:38:49
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