テーマ:飛行機のはなし(114)
カテゴリ:飛行機は体に悪い
誰もが経験あると思うけど、飛行機に乗ると足がパンパンになって降りるとき靴が履けなくなったり!むくみってすごい。
座席に座って食事をして、映画を観て、寝る。時々トイレに立つ。 乾燥した機内なのでいつも以上にたくさんの水分を摂っていなければトイレにも行かない人もいると思う。 あと窓際の席で隣の人が爆睡してたりすると起こすのが悪いと思ってしまい、席を立たなかったりする。 こうなれば何時間も同じ姿勢(しかも血が足へ、足へと流れていく姿勢)でいることになる。 体を動かしてないし水分も足りないと余計血流が低下して、足がむくむ。 この状態が続くと「深部静脈血栓症」「Deep Vein Thrombosis (blood clot)」=「エコノミークラス症候群」を引き起こす恐れがある。 では働いてる客室乗務員はどうなのか。ずっと動き回っているし、運動になってるようにも思える。 しかし立ちっぱなしというのも結局同じ結果になりうるのである。 私の場合、何年も長いフライトが好きでそればかり飛び、靴も機内履きは持ち歩かず、ヒールが高めの靴をずっと履いてた。 バカだった。 一昨年ぐらいから足がおかしくなってきた。 フライトが終わると恐ろしく足が疲れ、家の近くまでくると裸足で歩いて帰りたいと思うぐらい痛かった。 気付いた頃には外反母趾はもちろん、片足の血管も浮いてきてた。 去年病院へ行き、足の検査をしてもらった。 血栓はないが、valve が数箇所破れてて、通常血は足から心臓へとパンプで戻されるのが、足に溜まった状態になってるとのこと。その圧力で血管が浮いてきてる。 私は今の状態だと短パン・水着を着るのは恥ずかしい。特殊な注射をすれば何年かは改善されるらしい。そのうちしたいと思う。 そのお医者さんのすすめで買ったのが1足1万円のストッキング。 これは本当に感動物。ある意味命の恩人かもしれない。 医療用のもので、どんなに長いフライトで一度も座らなくても*全く*疲れない。 軽~い。しかも足が細~い。1万円の価値十分ある。 足の何箇所に強い圧力がかかるように作られてて、上へ上へと血を上げる感じ。 ちょっと問題なのは履くのが大変で、10分ぐらいかかるのと、昨日話したネイルが刺さって今まで2足に穴を開けてしまったこと(泣)。 外反母趾に関しては今は出発まで・到着後は大好きなピンヒールを履くけど機内では限りなくフラットに近い靴を。 こういうこと、最初から実践していれば良かった~。 立ち仕事の方、要注意です。 ******************************************************* なんだか最近多いけどまた知り合いが亡くなったことがさっき分かった。 親しくはなかったけど昔の知り合い。 しかもたまたま数年前、機内でばったり会ったことがあった。 私が座るジャンプシートの目の前の非常口の席に座っていて久しぶりにお話をした。 テレビにも出てた関係でニュースを通じて知った。 なぜタバコも吸わない若い人が肺ガンになるのか、私には理解できない。 本当に残念。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/05/11 01:38:08 PM
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