カテゴリ:地上の生活
今週東京でタクシーに乗った。
運転手さんが私の顔を見ると「あ~。3回目だね。」と言った。 なんと私を何度も乗せてるらしい! 確かに、私は彼の顔は覚えてないけど、前「2回目だね。」と言われた記憶がある。 すごい偶然があるな~と驚いてたらもっとすごいのが、私が行きたいところまで覚えている。 どの道を通ってどこを曲がってどの家の前に止まってほしいか。 すごい。すごすぎる。 運転手さん、すごいよ、と言うと「怖いと思う人もいるんだよね」と言ってた。 わざとちょっと離れたところに止めてもらって歩いて目的地に行く人もいるんだとか。 なるほど。 でもこのおじさんはとてもおしゃべり好きな感じのいい方で、怖いとは思わない。 ただ単純にすごいと思う。 昔テレビで見た番組でホテルオークラの伝説のベルマンが紹介された。 彼は今もそこにいるかは分からないけど、一度お話したお客さんは絶対に忘れないらしく、 小さなノート(極秘で詳細は見せなかった)に数え切れないお客さんのお名前や 似顔絵や特徴、好みなどを書いてた。 一度お会いしてみたい。 私はサービス業なのに人の名前を覚えるのがとても苦手。 顔は忘れないけど、どこの誰だったかはなかなか結びつかない。 同僚でさえ(!)オフの日に街でばったり会うと、 一瞬どこの人だっけ?!と、どこの誰だか思い出せないことがる。 同僚の名前すら未だに覚えてない人がたくさんいる。 大学のときにある授業に遅れて、教授にどうしたの?と聞かれ、 「朝起きれないんです」とマジメに答えて(マジだった)教授が大笑いをしたのを覚えてる。 起きれない人だっているんだよ、と思ってた私は何がおかしいのか分からなかったけど、 大人になるにつれ、やる気の問題だということが分かった。 だから名前が覚えられないのもやる気の問題かもしれない。 努力が足りない。 もっと一人ずつと進んでお話をすればいいのかもしれない。 昨日いちばん最初に名前を覚えたお客様はおかしな方で何度もお話をした。 席を倒すのは後ろの人に申し訳ない、と言ってビジネスのいちばん後ろの席に移った。 (でもフライト中90度のままだった...) サービス後には皿洗いのお手伝いをする(!?)なんて冗談言って (奥さんの皿洗いを手伝わないと怒られるらしい) またしばらくするとひげをそりたいからホイップクリームがほしいと... きっと次会ったときもお名前を忘れないだろう。 もっとお客さんのお名前を覚えるように努力しないと。 良かったら応援お願いします 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/02 04:29:20 PM
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