カテゴリ:フライトの話
到着前にお客様から頂いた手紙を読んだら鳥肌が立った。
説明するにはまず2週間前のあるフライトのビジネスクラスのお客さんの話を。 彼はいくつか特徴があってはっきり覚えてる。 まずお席を倒すのは後の人に申し訳ないと言いながら(ビジネスなので関係ないのに)フライト中、彼だけ90度だった。 お食事と一緒に野菜をたくさんほしいということで別のお皿にたくさん盛りつけて用意した。 最初からずっとお酒を飲み続けてて、途中からどんどんおかしな発言&酔っ払いの口調になりかけてたので心配になり、私が休息に行くとき、同僚に彼の様子を見るように頼んだ。事実、酔った状態ではコネクションのフライトには搭乗させてもらえない。 休息から戻ってきたら同僚は彼に「飲み過ぎよ」と言いながら薄めたお酒を出してたから、と言う。 何~!?そんなこと言え・しろなんて頼んでないぞ!と焦りながら恐る恐る彼の様子をみると相変わらずの感じだったので安心した。 そして今回。また彼がいた。私は別のキャビン担当だったけど通りがかりで気付き、声をかけた。彼も覚えてて下さった。お野菜多めにしましょうか?や、今日はお席を倒してくださいね、などと話した。 その後担当エリアに行き、ほとんど見なかった。 到着前に突然彼が私を探しにエコノミ-にやってきた。「すばらしいサ-ビスをありがとう。君の担当のエコノミ-に座れば良かった」なんて言いながらウチの会社宛ての手紙を渡してきた。 これが問題の手紙。 ベタ誉めの内容で私のような人材がいるからこの会社の常連だとか、一見とてもうれしい手紙。 しかし よ-く読むと「彼女は前回のフライトでの席のことや野菜を多めににしてほしいことや私は酒を薄めて飲むのが好きだということを覚えててくれてた」と書いてある~! 怖~~い それって褒め言葉の間にものすごい皮肉をはさんでる!しかも薄めたのは私じゃないのに~ 褒めたいんだか怒ってるんだか根に持ってるんだか (ため息) いつもありがとう! 人気ブログランキング> お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/02 09:02:42 PM
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