カテゴリ:地上の生活
客室乗務員のスケジュールはいつ変わってもおかしくない。
何事もなければ飛行機は定刻通りに出発し、無事行き先に到着する。 けどご存知の通り、現実は必ずしもそうは行かない。 天候や空港や航空会社の事情などで時々フライトが延期やキャンセルとなる。 お客様は大事な旅行やミーティングなどに遅れることになり、ものすごいご迷惑をおかけする ことになる。 働いている側として客室乗務員は勿論文句を言う立場ではない。 けど同じ人間として、休みの日に仕事がずれ込むとかなり困ることがある。 この仕事を始めて間もないころの無知の私は滞在先で友達の結婚式に出席する予定を入れてた。 今思えばなんて無茶なことをしたんだろ~ 問題がなければ、街Aに到着し、翌日結婚式に出席し、翌々日帰る、という予定だった。 でもそういう大事なときに限って出発の朝、会社から電話がかかってきた。 「仕事が変更となりました♪Bに行って一泊して、翌日Aに行ってもう一泊してください。」 ものすごい焦った。私は結婚式に出席するだけでなく、「証人」になるはずだったので、 私がいないと結婚できないかもしれないぐらいの状況だった。 でも本当に感謝してるのは、ウチの会社が与えてくれる自由。 もらった仕事はやらないといけないけど、仕事と仕事の間何をするかは自由。 許可をもらって、Bへ飛び、一泊せずに自腹でAへ向かった。 おかげで結婚式に出席できたし、帰りの仕事もちゃんとできた。 ものすごーいまれなケースで、完全に休みの日でも出勤命令が出ることがある。 最悪の場合のみで、キャンセルが相次いだりして人が足りなくて誰かを呼ばないとフライトを キャンセルしないといけない場合、電話がかかってくることがある。 私は今まで一度だけそういう電話がかかってきた。 これから出かけようと思ってコートを羽織ったところで、電話が鳴った。 親が出て、「会社からよ」と言うので何、何?と思いながら出てみると 「出勤命令」が降りた。 え?なぜ?休みだよね?マジ?だって... と焦ってたら、ものすごいことを思い出した。 「パスポートを持ってません」 10年パスポートがたまたま切れる直前だったので、休みを利用して更新に出してた☆ もちろん、パスポートがなければ海外へは飛べない♪ 残念~ なんてツイテル女なんだろう。 やっぱり日頃の行いがいいのかな(笑)。 こうして休みの日の出勤命令を運良く回避できた。 でもいつ電話かかってきてもおかしくない~ だからスチュワーデスに電話をかけると留守電につながる。 会社からの電話には出ないのが鉄則。 (↑半分冗談。 笑) (↑ていうか、だから会社からの電話って非通知?! 苦笑) いつもありがとうございます! 人気ブログランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/02/02 10:39:16 PM
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