カテゴリ:フライトの話
復帰と言えるほどの休みではなかったけど、5日間は長かった~!
大変お騒がせいたしました。 明日から8月ということだし、新たな気持ちでまた始めたいと思います。 日系の航空会社から転職してきた同僚の話を聞くと、「きれいな」アナウンスができるようになるまで徹底的にトレーニングさせられるらしい。 彼女は関西の人で、どんなに練習しても一部どうしても関西弁が抜けず、しかも自分では何がどう間違っているのかが分からなくて教官を困らせたらしい。 個人的には標準語にそろえる必要はないんじゃないかと思うけど♪ 確かに分かりにくい方言は困るかもしれないけど大阪行きのアナウンスは関西弁だったりすると着く前から気分が盛り上がりそう。 外資(少なくてウチ)の航空会社ではアナウンスに関してはトレーニングは全くない。 よって本当に個性的なのが色々聞ける。 個人的に好きな外資的日本語のアナウンスというのは: 1.ユーモアあり これは滅多に聞くことができない貴重なタイプ。 いくらパーサーや機長のアナウンスが面白くても日本語には訳せなかったり、だらけた感じになって日本の感覚からすればまじめさに欠けると思われかねない。 だからユーモアまじりのアナウンスを日本語でできる人はかなりの才能の持ち主と私は思う。 2.あり得ない日本語の使い方 以前も書いたことがあるけど(コチラ参照)、外国人の乗務員が日本語をちょっと勉強して頑張ってるんだけどボキャブラリーが足りないんだよな~、というようなアナウンス。 お客さんからの反響はさまざまだけど、私は好き。 先週のアナウンス、「皆様の」を言うべきところ、全て「みんなの」になってた(笑)。 一方、好きじゃない外資的日本語のアナウンスと言えば: 1.超早口 何をそんなに急いでるの。何言ってんのか分からない。 外国人のなんちゃってジャパニーズのアナウンスの方がよっぽど聞き心地がいい。 アナウンスをするのが面倒くさそうに聞こえてしまう。 2.暗い もう出発前からどんより。曇りのち雨。 3.キャピキャピ これは是非一度聞かせてあげたい。 おいくつですか?と聞きたくなる。 妙に明るいのは2.の「暗い」よりはマシかもしれない。微妙。 4.小学校の国語の授業的 外国人の人が日本語のアナウンスをするのはすばらしいことだと思うし、頑張ってる人は応援したい。 しかし中にはド初心者レベルなのか、一文字ずつ「ほ・ん・じ・つ・の・き・ちょ・う・は」とゆっくりすぎて聞く人は自分の中で録音記録して、やや早送りで再生しないと何を言ってたのか分からない感じ。 これは同じ社員として恥ずかしい。 この前一緒に働いた人は顔も名前も記憶になかったけど、アナウンスの声を聞いた瞬間、かなり前、ご一緒したことがあることがすぐ分かった。 何でかと言うと、アナウンスの声がエレベーターガールの声。 「上に参ります」の調子。 エレベーターガールの声は個人的にはとっても奇妙なものだけど、エレベーターの中なら慣れてるからいいと思う。 けどその声でご搭乗の挨拶なんかされた日には... これは同じ社員として恥ずかしいと言うより聞いてて痛い。 な~んて偉そうに書いてるけど、相変わらず私のアナウンスは上達しない。 いつか日系の会社のように最後に季節の言葉とかさりげなくちょっと工夫して付け加えられる日がくるのだろうか。 いつもありがとうございます!人気ブログランキング 旅に出よう! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/07/31 11:26:58 PM
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