カテゴリ:地上の生活
客室乗務員は普通の乗客と変わらず、税関検査を受けなければいけない。
週に8回通ることもある。 しかも、普通の乗客より検査が厳しい。 乗客だとせいぜいどこから来たのかやパスポートの提示、時々どういう目的で来てるかを聞かれたり。 客室乗務員はさすがに「旅行の目的」は聞かれないけど、 持ち物に関してはシビア。 例えば植物・肉類・果物は全て申告しなければいけないアメリカに入国する際、 機内で食べようと思ってたけど持っていたことを完全に忘れてたミカンなんかがカバンから出てきたら「忘れてました」や「知りませんでした」は通用しない。 客室乗務員だからこそ、ルールはちゃんと知っていなければいけないし、言い訳は許されない。 何万円の罰金が課せられる。 日本に入国するとき、買い物は\15000までは免税となる。 それを超えた買い物は課税対象となる。 しかも例えば\16000の買い物をしたら免税額\15000を引いた\1000分だけが課税対象になると思ったら大間違い。 \16000全体が課税対象になる。 その仕組みと言うか理論はよく分からないけど、とりあえずたいした買い物はできない。 この前も超えた額の買い物をしたので税金を払ってたら日本で買った方が安かったかも?と思い始めた。 他には合計金額関係なく、免税対象にならないものがある。 例えばアルコール、のり、香水。一滴でも1枚でも持ち込むには税金がとられる。 時々ランダムにカバンを見せてください、と言われる。 何も隠すことはないけど、台の上にスーツケースが広げられ、後にずらーっと並んだ同僚や 後からどんどん到着する他者の客室乗務員に私のカバンの中身が見られてると思うと 恥ずかしくてしょうがない。 せめて関係ない人に見られない方法はないのかな? CDケースの中身や手帳を1ページずつめくるのって、いったい何を探しているのだろう。 きっと違反者がいるからそうやって厳しくチェックする必要があるんだろうけど... 私のことだからきっと何も悪いことをしてなくてもとっても怪しそうな顔をしてるんだろうな。 いつもありがとうございます♪ 旅に出よう! 携帯からも: http://plaza.rakuten.co.jp/skyflyer お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/08 01:49:31 AM
|