私：「お食事はいかがですか？」

Aさん:「tea!」

始まった

私：「お飲み物はのちほどお持ちしますがまずお食事に○○と...」

Aさん:「TEA!」

ダメだ

ドリンクサービスはまだだけどしょうがない

私：「はい。かしこまりました。では紅茶と緑茶がございますが...」

Aさん:「TEA!」

無理...

１分後

私：「はいどうぞ、緑茶でございます」

満足そうな笑顔だ

ホッ

ではお食事に戻り

お隣さんを利用させて頂いてお見本を～

私：「お食事はいかがですか？」

Bさん:「お願いします」

いい感じじゃないですか

私：「本日は○○と○○をご用意いたしております」

Bさん:「○○をください」

私：「はい。かしこまりました♪」

○○をお渡しする

AさんはBさんの食事を見てパニック状態。
食事飛ばされてこのまま餓死するんじゃないかって表情。

ご安心ください。
Aさんにもちゃんとお食事をお出ししますよ♪
他の方にサービスしたらお食事のサービスをしてることがお分かりになると思っただけですよ～

するとどこからか

「ウィスキー！」

３列先のFさん。

空いたコップを私に見せてる。

あのー　一応、順番ってものが...

ピン！

乗務員呼び出しボタンが鳴る

パニック状態のAさんにダメもとで少々お待ちいただくようお願いし、呼び出しボタンの方へ

後方のXさんだった。

「食事もらえる？お腹すいたんだけど」

一瞬の沈黙



深呼吸。



Aさんに戻る途中、ボールペンと免税品のお買い物のリクエストが入る。


一回のサービス中、こういうやりとりがもう179回繰り返される。


こういうのは疲れないと言ったら嘘になるけど、
おかげでいつもぐっすり眠れる（笑）


いつもありがとうございます♪　　

旅に出よう！
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