カテゴリ:地上の生活
海外での滞在が終わり、ホテルのロビーに客室乗務員が集まる。
バスに乗り込み、空港に到着するまでのわずかの時間の過ごし方は人それぞれ。 自由時間をどのように過ごしたかを報告しあったり 慌ててパンやバナナをお腹に入れておいたり。 居眠りをする人や、 音楽を聞く人も。 こういうフライト前のバスの中の静かなひとときが好き。 流れていく異国の景色をボーっと眺めながら深呼吸をする。 次はいつ来るんだろう、と思いながら。 空港に着けばずらりと仲間と並んでゲートへと進む。 客室乗務員はみな言うけど、空港に足を踏み入れると自然と足早になる。 私よりずっと先輩の方がこの間おっしゃってた。 オフの日に旅行に行くときだって、空港に着くと何故か仕事のときのように背筋はシャキっと伸びて 急いでる訳でもないのにささっと歩いてしまう。 どうやらその無意識に身についているクセは治らないらしい。 それはそれでいいかな。 空港に着いた途端、仕事モードになる。 きっと表情も変わるんだと思う。 別にかっこつけてるんじゃなくて、 染み付いてるんだと思う。 昔テレビである客室乗務員の最後のフライトの番組を見たことがある。 私にもいつかくるんだろうけど、想像するだけで涙が出そうになることがある。 スッチーになりたくてなった訳じゃないのに、今は大好きな仕事。 もうしばらく続けたい。 いつもありがとうございます♪ 旅に出よう! 携帯からも: http://plaza.rakuten.co.jp/skyflyer お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/12/29 12:58:10 AM
|