カテゴリ:フライトの話
フライトが終わり、お客様が全員飛行機から降りると今度は客室乗務員も降りる。
このとき、いつもはお客様はとっくに入国審査やコネクションへと進んでるのでゲート付近は誰もいない。 けど先日飛行機から降りたら人がわんさかいて、何事かと思ったら一人の男性に声をかけられた。 「みんな降りましたか?」 「はい」 と答えるとその集団は残念そうな顔をして走り出した。 その集団というのはマスコミ関係者。 マイクを持った人や、大きなビデオカメラを肩に乗せてるひと。 カメラにはそれぞれテレビ局各社のシールが貼ってあった。 どうやら誰かの到着を待ってて、でも何便に乗るかという情報までは確かじゃなかったよう。 私が乗務してた便には重要人物は特にいらっしゃらなかったけど、 出発地・到着地を考えると誰を期待してたかは想像がつく。 マスコミ関係者はケータイで「○○ターミナルへ向かいます」と言いながら機材と共に去った。 そこで疑問:何故マスコミ関係者はセキュリティーエリア内に入る許可がもらえるのか。 良くテレビでも見るけど年末を海外で過ごした芸能人の帰国や、 スポーツ選手、経済界の重要人物などなど、飛行機を降りて入国審査へ向かう途中ずっとマイクやカメラが向けられている。 ああいう映像を見るたびに大変だな、と思う。 明らかに邪魔だし超ウザイだろうし前に真っ直ぐ歩けないしずっとフラッシュを浴びせられて。 「取材」と言っても待ち伏せして獲物が現れると攻撃しているようにしか見えない。 迷惑と感じない人はいないだろうし、何故そういう迷惑をかけるために特別許可を与えるのか、 さっぱり分からない。 有名な人はある程度のプライバシーの侵害をされるのは覚悟しているんだろうけど、 あえて侵害する許可を与えなくてもいいじゃん。 みんな入国・税関を済ませたら表に出てこなきゃいけないんだから、 おっかけやファンと一緒にマスコミも外で待てばいい。 しかもどっちのターミナルに到着するかも知らずに走り回ってるマスコミ関係者、 一般のお客様にとっても大迷惑だと思う。 いつもありがとうございます♪ 旅に出よう! 携帯からも: http://plaza.rakuten.co.jp/skyflyer お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/05/31 04:30:45 PM
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