特殊相対性理論(1905年、アインシュタイン)
有名な、相対性理論。物理学を知らなくても、この名は一度は聞いたことがあると思う。かの天才学者、アインシュタインが1905年の「特殊相対性理論」と1916年の「一般相対性理論」を発表した。ニュートン力学によれば「絶対時間」と「絶対空間」が存在するとされていた。1961年光は電子波の一種であるとマックスウェルによって説かれ、「光は宇宙を満たすエーテルを伝わる波であり、速度は秒速30万km」とされた。秒速30万kmとは、あの「光は1秒で地球を7周半する」と言うことである。地球は、1周4万kmだからね。特殊相対性理論「特殊相対性理論」は「相対性原理と光速度不変の法則」である。ニュートンの慣性の法則によれば、移動している電車の中で、ボールを投げると電車の速度分速くなる。「地球は太陽の回りを30km/秒のもうスピードで移動している。だから、光を地球の進行方向と垂直方向に当てた光の速度のズレがおこる。」との理論により、それを測定する装置を作って実験してみたが、うまくいかなかった。自分も、1,2年ほど前に同じようなことを考えたことがありましたが、結局計測できないで終わりましたねwこの失敗に多くの学者は、従来の法則と折り合いをつけようと様々な議論をぶつけ合った。しかしアインシュタインは、「とにかく実験結果が違うのだから、物理学の法則自体を変えてしまえ」という暴挙にでた。そして導き出した、2つの結論。1)「相対性原理」:絶対静止空間は存在しない、エーテルも存在しないとしたもの。2)「光速度不変の原理」:光を真空中を進む粒子(光子)とし、その速度を全ての観測者にとって「常に」秒速30万kmとしたもの。例えば、秒速1万kmの宇宙船から光を進行方向に照射したら秒速31万kmの光になるのがニュートンの考え。秒速1万kmの状態から照射しても30万kmなのがアインシュタインの考え。それが光速度不変の原理。他に、光の速度で移動したりすると、年を取るのが遅いと言う話がある。アレは、理論的に表すことが出来るし、現実に在ることである。光の速度/時間の遅れ 50%/1.15倍 90%/2.29倍 99%/7.09倍例え、その速度が光の速度の1%でもわずかな遅れは生じる。これで、「絶対時間」と言う考えは潰れる。なんとなく自分の思考を兼ねて書いてみたくなったので書きました。今では反省していますorz