テーマ:パンを焼こう!(15306)
カテゴリ:食べ物・飲み物
おそらく生まれて初めてだと思う。
イーストや酵母を使って、粉からパンを作るのは。 (ベーキングパウダーを使ったパンはたま~に作ることがある。) とにかく今日が初挑戦。 天気があまりよくない日で、ダンナは今日釣りはお休み。 ごろごろと寝ているので、11時頃に思い立ってパン作りを始めた。 昨日買った白神こだま酵母を使ったパン。 まずは強力粉を探す。水屋の奥をごそごそ…あった。 生協で買った国内麦で作った強力粉。 砂糖はふだん使わないので、ヨーグルトについていたグラニュー糖。 塩、温水を準備した。 材料を秤量し、本のとおりに作り始める。 粉をまとめてから台に移してこねようとするのだが…どうも粘つく。 こねているうちにまとまるだろうと思うのだが、粘りはでるものの台にもくっつく、手にもくっつく。どうすりゃいいんだ? とにかくまとめて生地を休ませる。少し休ませればまとまるかな? …無理だった。 またちょっとこねてから一次発酵に進む。 30~35℃で発酵させないと酵母くさくなるということだったので 温水の入った小鍋の上にボウルをのせて発酵させた。 フィンガーテストをしてみたところ、指の突っ込み方が甘かったらしく穴が開かない。 別の箇所でやればよかったのに、また同じところに指を突っ込んだら今度は穴が開いた。 その穴がそのままだったので発酵終了と判断。 でもいやにぷくっとしたガスが溜まっている場所が目に付く。 匂いも酵母の匂い。 う~む、失敗か… 水が多かったみたい。国内麦で作ったレシピを見て測ったのだけど それよりも少なくしなくちゃいけなかったようだ。ありゃりゃ。 それでもこのままではどうしようもないし。 そのまま先へ進むことにした。 7個に分割してベンチタイム。 ふわふわの生地なんだけど発酵させるとでろ~んとだらしなくたれてくる。 なんとか丸めて二次発酵。 天板が小さいので発酵中に隣同士くっついてしまった。 しょうがないのでそのまま焼きに入った。 180℃で15分。それでも焼き上がりの色が薄かった。 電気式オーブンは20℃ほど設定を上げなくちゃいけないのだが、まずオーブンの癖をつかむためもあり、本の設定のまま焼き上げた。 実は写真も撮ったんだけど、失敗しているのが明らかなので今回は写真なし。 匂いは、ちゃんと発酵できていればフルーツのような甘い香りらしいのだが 今回は失敗しているので酵母の匂い。 そういえば、子供の頃に学研の「○年の科学」とか言う本の付録についてきた、酵母でパンを焼くための酵母の匂いを思い出した(パンを焼いたかどうかは覚えていないけれど、家にはそのころオーブンがなかったので焼かなかったかもしれない)。 焼きあがったのは2時半過ぎ。 さて焼きあがったものは… 一応全部食べた。ダンナが4個。私が3個。 食べられないほどまずかったわけではなかったが。 ダンナ曰く、「素人が最初っから美味しいパン焼けるようならパン屋はいらんよ。」 あは。わかっちゃいるけど、失敗するつもりもなかったんだ~! 今日のパンを一番喜んだのはダンナでも私でもなく、にゃぁだった。 焼きあがったパンを食べていると、テーブルのそばに来てじーっと凝視。 ちぎって鼻先に持っていくと、匂いをかいでパクっと食べた。 食べ終わるとまたパンを凝視。 さっきより大きめ(といっても指先半分くらい)にちぎってやるとまた食べた。 小麦粉系『命』って感じかな。 今回の失敗の原因として考えられること。 1.水が多かった 2.こねすぎ、こね上げ温度を確認しなかった 3.一次発酵、二次発酵とも発酵温度が高すぎたかもしれない 4.オーブン温度の設定が低かった けっこう改善点たくさんあるなぁ。 次はもっと上手に作れますように! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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