カテゴリ:お題なし
今週はかなり情緒不安定だった。
火曜日の朝からなんだかどうしようもなくて泣いてしまった。 自分でもどうしてよいかわからないのもあり、メンタルクリニックへ行った。 そこの年配の看護士にちょっと嫌な感じを受けたものの、とにかく今までの状況と現在の自分の感じを話した。 朝、仕事に行くことに葛藤を感じる、仕事に行けば仕事はやる、しかし情緒不安定があって…という話をしたら 「それじゃ、意欲が出る薬を処方しましょう。この薬はかなり副作用が穏やかなので大丈夫だと思いますよ。」 といわれた。 薬局で薬を処方してもらい、家に帰って薬の情報を確認する。 処方してもらった薬は2種類。 トレドミン錠25mg 1日2回1錠ずつ。 あと頓服として不安な時に、ワイパックス錠0.5mg トレドミン錠は抗うつ剤、ワイパックスは抗不安剤。 まずその晩にトレドミンを1錠飲む。 空腹時に飲むと吐き気や嘔吐が強く出ることもあるということだったので食後に飲んだ。2時間して胃がむかむかして横になる。 それから1時間ずっと気持ち悪い。なんとかそのまま寝てしまった。 そして翌朝。 この日は前日と違い、気分は普通だった。 しかしまた1錠飲む。 仕事に行ったが、いつもよりも汗の吹き出る量が尋常じゃない。 ちょっと厚手のポロシャツを着ていたにしても、背中がべっとりと濡れるくらいの汗。 そしてちょっとお腹の調子が悪くなり、トイレへ。 お腹を下してから少し気分も悪くなる。 エアコンの効いた部屋での仕事をし始めたのだが、とてもじゃないが立っていられない。 座って仕事を始めたものの、エアコンが効いているのに冷や汗が出てくる。 吐き気がピークに達したのでまたトイレへ。結局吐いてしまった。 リーダーに状況を説明して家に帰った。 リーダーも似たような状況になったことがあるので、何も言わずに帰してくれた。 メンタルクリニックに電話。 受付の女性が「カルテを確認して看護士に替わります」と言った。 「?なんで看護士?あの看護士か?」 と思うまもなくその看護士が電話口に出た。 「とても具合が悪いんです。こんなに吐き気がひどいと仕事にならないのですが」 看護士曰く、 「吐き気がするのは効いてる証拠なんですけどねぇ。飲み続けてもらわないと。そうだ、胃薬ありますか?」 「キャベジンくらいしかないんですけど」 「それでいいですから、飲んでみてくださいね。収まればそれでいいし。ダメならこちらに来てくださいね。」 …抗うつ剤の作用機序を考えると、キャベジンなんか効かないと思うんだけど。 この看護士に対する信頼がまるでないため、違う医者に行くことを考えた。 そして考え付いたのが、違う精神科ではなく、漢方医療をしてくれる先生だった。 一応病院のHPで確認し、予約も要らないこと、うつ状態の患者さんも多数来ていることなどを見て早速行った。 前日と違い、今日の気分はまったくいつもと変わらなかったので、うつ状態ではないのかもしれないと思っていた。 診察の前に問診表を何枚か書いた。 一つは漢方診療用の問診表。もう二つは明らかに精神的なものを見る問診表に思われた。 そして先生の診察を受けた。 まず状況を説明。何を治したいのかと聞かれて、「体のだるさ」と答えた。 このだるさが取れれば、仕事に支障もなくなるし、情緒不安定もなくなるだろうと考えたから。 そしてまず脈を診てもらった。次に舌の様子、そしてお腹の状態。 診察の結果は、ストレスをかなり溜めている様子であること、神経質であること、 血の巡りが悪く、古い血が溜まっていること、気のめぐりが悪いこと、冷えがかなり強いことなどなど。 一つ一つ思い当たることがあり、納得できるものだった。 そして前日に処方された薬を飲んで具合が悪くなったこと、看護士とのやりとりなどを話したところ、「胃腸が弱いからね。う~ん、その薬飲まなくていいんじゃないの?」と言われた。 私としては、この言葉にかなり救われたのだった。 この日処方されたのは、冷えを取る薬とまず体力を戻すための薬。 煎じ薬とエキス顆粒を処方された。 煎じ薬は初めてなのだが、これを煎じるのもけっこう楽しい。 先生も信用できる感じだし、処方してくれた薬局のご主人も楽しい方だった。 医者に行って安心して帰って来れるのが何よりだと感じた。 良くなるような気持ちがしているのはいい徴候だと思う。 やはり自分が納得いくやり方が、実はその人に一番あっているのではないかと思った。 ちょっと回り道してしまったけれど、今度こそ良くなりそうな気がする。 きちんと治して、やりたいことをやらなくちゃ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お題なし] カテゴリの最新記事
|
|