テーマ:キムチはお好きですか(334)
カテゴリ:食べ物・飲み物
以前から約束していたこともあり、今日はキムチを漬ける先生になる予定。
なのだが、朝方から首の付け根と左肩が骨の髄からズキンと痛んで大変だった。 うつぶせに寝てみたり、肩を動かしてみたりしたのだが全然ダメ。 早めに起きて熱めのお風呂を沸かして入り、ほぐしてみたり、マッサージをしてみたり。しまいには腰も痛くなってくる始末。 どうやっても治らないので、そのまま横になっていることに。 風邪っぽいのもあるのかもしれないので、そのまま、そのまま。 キムチの先生とは言っても、本を見ながらしか出来ないのだけど。 盛岡に来る前から、ダンナがキムチ好きなので漬けてみたところ、 とても美味しく出来たので、それ以来ちょくちょく作っていた。 友人たちに配っても大好評、ダンナの仕事場の人たちにも配っても大好評。 そんなこんなで、一昨年にいきなり 「カクテキ漬けたいので教えて。」とダンナの仕事場の人たちに言われる。 この時のカクテキと言えば、大根25本! 一抱えもある大きなポリバケツに一杯のカクテキが出来上がり、酒飲みたちに大いに喜ばれたことがあったのだった。 そのこともあり、今回もキムチの先生として呼ばれたのだった。 が…どうしようもないので、ダンナに本を渡して行ってもらった。 ダンナ自身も何回も私の手伝いをしてくれているので、大丈夫だろうと思って。 しかも料理本を読めば誰でも出来るからと、軽く思っていた。 しかし、甘かった。 ひっきりなしに電話がかかってきて、「あれはどうするの」「これはどうしたらいいの」攻撃。 その度に携帯片手に寝ながら指示をするのだが、電波の状態が悪いので 寝返りを打つ。すると首がズキッ!イタタタ。 お昼ころにダンナが帰ってきた。 「う~、思ったより大変。」 「具合よさそうだったら、来てもらいたいんだけど…」 やれやれ。そんなに無理かな~? ということで首から肩にかけて湿布を貼ってもらい、現場へ。 行ってみると、材料を準備して切ったりするところまでは終わっていた。 後は漬け込むだけのようだった。 本を読めば出来るよ、と言ったのだが 「手加減するところがわかってないと、おいしくできないじゃない。」と言われた。そうか~? ま、とにかく私も本を見ながら指示を出していく。 カクテキ用の大根と白菜キムチ用の白菜は塩で漬けてあるので、塩出しをしてもらっていた。この味を見ると、大根も白菜もちょっとしょっぱい。 「う~ん、ちょっと甘めにしてみようかな。」 カクテキにはハチミツを入れるので、ちょっとだけ多めに。 白菜キムチはりんごを少し多めに入れて甘めに。 仕事場の若い人(N君)の手際がものすごく良い。 料理をするのが好きらしく、下準備から漬け込みまで手つきがとても良いのだ。 ヤンニョム(キムチの素というべきか?)を作って、味を見てもらう。 「これがキムチやカクテキになるって、わかんないっすね。」 といっていたのが、大根や白菜にまぶしていくにつれ、 「あ、キムチだ」 と言うようになった。 「漬けた人の特権だから、2日ごとくらいに味を見ていってごらん。だんだん浸かってくると味がこなれてもっとおいしくなるから。」 と言うと、素直にそうしてみますと言っていた。 結局3時頃までかかって、大根10本、白菜3球をそれぞれカクテキと白菜キムチに漬けた。 味見をしたが、この時点で十分おいしくて1週間後が楽しみ。 飲み会には「キムチの先生」として呼ばれていたりする。 今年はまたがんばってキムチを漬けようかな。 あ、ちなみに参考にしている本はジョン・キョンファさんの本。 お父様の料理本を参考にしていたこともあり、大好きな料理研究家。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年11月07日 21時39分43秒
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