カテゴリ:スキー三昧
昨日の雪崩講習会はかなりためになるものだった。
1日目の机上講習会では、ほんの知識のさわりだけを頭に入れる感じ。 2日目はまさに「百聞は一見にしかず」だった。 完全な雪山初心者の私としては、覚えておかなければいけないことばかり。 まず3種の神器は必ず身に付けておくこと。 1.雪崩ビーコン 2.シャベル 3.プローブ(ゾンデ) そしてもっとも大切なのが、これらの使い方に習熟することだった。 シャベルは普通に扱えるが、ビーコンやプローブは実際に使ってみたのが当日。 プローブは見よう見まねでも扱えるが、ビーコンはそうはいかない。 まず、電池は必ず新しいものを入れておくこと。 少しでも古くなるとそれだけ感度が悪くなるから。 わずか1ヶ月前に入れて、週2回使っていただけの電池でもとても感度が悪くなっていたものがあり、正確な位置を把握できないでいた。 そして使い終わったら、必ず電池を外し、蓋を開けたままにして乾燥させておく。 もっとも大事なことは、自分の持っているビーコンの特性をよく知っておき、 それを使いこなせるようになること。 今回の講習会は、かなり時間が短かったのでじっくりと練習するわけにはいかなかったが、自分たちでどうやって練習したら良いかを教わった。 とにかく練習あるのみなんだな。 書店に行って、「雪崩リスクマネジメント」という本を購入。 雪崩とはどういうものか、それを避けるにはどうしたらよいか、雪崩を起こさないためにはどうしたらよいかを勉強するために。 できればビーコンやプローブは「お守り」であって欲しい。 何事もおきないように。 でも、役に立つ「お守り」も使えなければ全く意味がない。 そのために練習をするのだ。 冬山へ行く皆さん、近くで雪崩講習会が開催されるのであれば、ぜひ参加してください。 紙の上の情報だけでは得られない重要なことを教えてもらえるから。 そして一人でも雪崩の犠牲になる人が減るように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年01月17日 23時51分48秒
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