カテゴリ:スキー三昧
ダンナの職場には何人かパウダージャンキーがいる。
その内の一人が昨年春に転勤になってこちらを離れていた。 この週末に奥さんと二人でスキーをしにくるというので、ご一緒させてもらった。 いつものホームでのゲレンデパウダーなら体験しているのだが(これもけっこうパフパフ)、八幡平での全くの非圧雪斜面でのパウダーは初体験。 ちょっと楽しみ。 先月に雪崩講習会に参加しているので、十分気をつけて行かなくてはならない。 参加したのは、Fさんご夫婦とHさんとTさん、そして私たち夫婦の計6人。 Fさんの奥さんがゲレンデ用のスキーしか持っていないということだったので 私のセミファットスキーを履いてもらうことにした。 私を含めて他全員はファットスキー。 スキー場について、まず第2リフトまで登った。 いきなりちょっと斜度のあるバーンへ。 雪面は締まっていて少し重め。 ターンしていくものの、他のトラックにスキーを取られて転倒。 なんだか滑りにくい??? 降りていってからダンナに 「エッジに乗ったらあかんやろ。カービングの滑りとちゃうんやから」 と言われて気がついた。 最近スクールに入っていたので、カービングの滑り方になっていたのだった。 スキッディング(ずらし)が全然出来ていなくて、それでひっかかったよう。 「う~ん、少し緩斜面で練習したかったんだけどね。」 男性陣はその後パウダーを狙いに行った。 私は奥さんのS子さんとゲレンデ内を滑ることに。 私もここでスキッディングを思い出すことにした。 S子さんは最初セミファットに慣れずに転んでいたけれど、カービングのスキーとちょっと乗り方が違うことを話すと、それ以降は引っかかって転ぶことはなくなった。とても楽に乗っているようだった。 私も久しぶりに乗るファットにようやく慣れたところで男性陣たちと合流。 ふかふかのパウダーの斜面に連れて行ってもらった。 何組も滑った後はあるものの、雪がとても軽くてふわふわ。 しかし雪崩の危険性はどこにでもあるので、きっちりピットチェック。 ダンナがシャベルコンプレッションという方法で積雪の弱層判断をした。 大丈夫だろうけれど、滑る時は一人ずつ、様子を見ながらということになった。 4番目に滑って、途中まではとっても調子よく気持ちよく滑ったけど、 なぜか転倒。 だけど転倒もまた楽し。 けっこう転んで雪まみれになったけど、楽しい一日だった。 滑っていて思ったこと。 私たちもパウダーを狙いに行ったのだけれど 「引き返す勇気」はとても大事だということ。 手持ちのカードに「危険」「引き返す」の札がない人とは行きたくない。 最近バックカントリーブームだが、あまりお手軽な気分でいてはいけないと思った。 重要なのは、まず危険があるのだと認識すること。 そして、その危険を回避するための装備を準備し、きちんと使える状態にしておかなくてはいけないこと。 コース内外を問わず、スキー場は「山」にあるのだから。 自然を相手にした遊びには必ず危険が隣り合わせにあるのだということを認識しておかなくてはならない。 避けられる危険は確実に避けることが重要。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月05日 23時33分28秒
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