カテゴリ:暮らし
写真を撮るのをすっかり忘れていました。
大豆は2時間半ほど煮て、すっかり柔らかくなりました。 そのまますぐ潰す作業に入っても良かったのですが ダンナと出かける用事が出来たので、シャトルシェフに入れて保温しました。 4時間くらい間を空けて、やっと潰す作業に入りました。 ビニール袋に入れてビンなどで潰すやり方もありましたが、 ここはすり鉢でやりたかった私。 お玉に1~2杯くらいをすり鉢に入れて、すりこ木で潰します。 煮汁の切り方は、増岡弘さん(サザエさんのマスオさん役の声優さん)が書いた本を 参考にしてみました。 網杓子で煮汁ごとすくって、煮汁が滴り落ちて一瞬切れた時を見計らってすり鉢へ。 すべてをきれいに潰してしまうと、田舎味噌っぽくなくなるとあったので 多少は豆のかけらが残る程度にすり潰しました。 この豆に、米麹をほぐしながら混ぜ、次に麦麹を混ぜ込んで行きます。 大きい容器がなかったので、これが一番大変な作業でした。 全体をいっぺんに返す余裕のある容器ならよかったのですが… 現実は、こぼさないように少しずつ混ぜ込んでいきました。 このときに少し硬かったので、煮汁をお玉で何杯か足しながら混ぜ込みました。 ここで大き目のおにぎり大に丸めておきます。 容器に一つずつ少しほぐしながら、隙間が出来ないように詰めていきます。 この詰める作業もなんとなく楽しい。 こんなに楽しく出来るんだったら、もっと量が多くてもいいかな~、な~んて。 空気が入らないようにきっちり詰めて、上から塩を振ります。 そしてラップで包んでから蓋をして、ビニール袋に入れて暗所へ。 今の部屋の温度は10~25℃くらいなので、発酵にはちょうどいいかもしれません。 手作りの味噌作り、以前からやってみたかったものの一つでした。 この岩手の山奥にタイマグラという集落があるのですが ここのおばぁの生活を綴ったドキュメンタリーを放映したことがあります。 3月になると味噌を仕込むのだそうで、丑の日は避けるんだったかな? それとも丑の日を選んで作るんだったかな? そんなおばぁの姿に憧れていました。 最近感じるのは、昔の人の生活に憧れている自分。 自分の手で作り出していく生活。 自分の責任で紡いでいく生活。 地に足の着いている生活をしたいと常々思っています。 そんな思いを満足させてくれる体験でした。 これを体験で終わらせちゃいけませんね。 当たり前のように出来る生活を続けたいです。 そろそろコチュジャンを作ることを考えようかな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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