カテゴリ:お題なし
昨日の夜に、高校の頃の部活の後輩Kさんからメールが来ました。
Kさんは昨年の今頃亡くなったHさんの同級生で、彼女の実家にお線香をあげに行ったのだそうです。 お連れ合いがアイルランドから一時帰国していらして、お会いすることができたと書かれていました。 Hさんは現地時間で10月31日、日本時間で11月1日に亡くなったので、この日が命日になったそうです。 正確な日を知らなかった私でしたが、ふと携帯の待ち受けにしているHさんとKさんと私の若かりし頃の写真を1日にじっと見て、「もう1年になるんだね」と思っていたところでした。 そう、Hさんが亡くなったのはアイルランドでした。 何年も前に彼女の住んでいたところへ遊びに行ったときは秋の初め。 田舎町で暮らす彼女に15年ぶりくらいに会いました。 体調がすぐれない中を出迎えてくれたHさん。 高校生の頃よりも痩せていましたが、笑顔や話し方は当時と変わりませんでした。 たった1泊2日の再会を喜んでくれて、また会おうねと約束しましたっけ。 彼女が私をアイルランドに引寄せてくれました。 それまで行ったこともなかったし、たいして興味も持てなかったのに。 いろいろなところに行ったわけでもありません。 彼女の住む町と、首都ダブリンだけ。 それでも今も私の中で大きく想い出として残るのは、そのときに行ったロンドンよりも 彼女と友人と3人で過ごしたアイルランドなのです。 可愛らしいB&B、田舎町のこぢんまりとしたカフェ。 初めて連れて行ってもらったドッグレース! ダブリン大学の展示室、パブで食べたランチ。 ダンナのお土産を探して走り回ったダブリンの街中。 どれも楽しい想い出です。 特にパブで食べたランチが美味しかったのが一番の思い出?(笑) 不思議と、「またここに帰ってきたい」と思える場所でした。 「千の風になって」という歌がありますが 今、彼女は風になって私の元にアイルランドの風を思い出させてくれたような気がします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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