テーマ:海だぁー海ぃ~(262)
カテゴリ:お遊び系
昨年まではシュノーケリングなどとも言っておりましたが、今年は「素潜り」で統一です。
といってもほとんど潜らずに浮かんでるんですが… いまだ梅雨の明けない東北。 先週もその前の連休も、海水温が上がらず、しかも大雨という悪天候。 ようやっと海に入れたという感じです。 いつもなら7時半には盛岡を出るのですが、海水温が低いだろうという予想から 少し遅く出ようということになりました。 少しでも気温が上がれば表面海水温も上がるでしょうし。 というわけで1時間遅れで出発しました。 行く先は秋田県男鹿市。ここ7年くらい通っている海です。 私も実家は海のそばで、夜寝ていると海鳴りが聞こえるようなところで育ちました。 そこは遠浅の砂浜なので磯遊びをしたことはなかったのですが ダンナは小さい頃から磯遊びをよくしていた人。 なので男鹿のような磯場での遊びはダンナに教えてもらいました。 ちょうど現場に着いたのがお昼のチャイムがなる頃でした。 そそくさと着替えてさっさと海に入ります。 浅いところでもヒヤッとする感じがあるので、潜るポイントではけっこう水温が低そうです。 ダンナとも「1時間潜ってられるかどうか…」で意見は一致。 準備をして潜り始めます。 潜るといっても、毎年書いてますが身長くらいの深さまでしか潜りません。 時々深いところに行っても3mくらいまで。 それくらいの方が魚が多いし、いろいろな生物もいるので面白いのです。 私はとにかく生き物を見ているのが大好きです。 たまにちょっかいも出しますし、採れる物も採りますが 基本的に見ているのが楽しいのです。 男鹿の海はとても豊かで、暖流が流れているのでお魚も案外とのんき。 いつも見るのは、ボラ、ベラ、フグ、クロダイ、メバル、クジメなどなど。 カニもいるし、タコ、イカ、ウニ、サザエ、アワビ…う、よだれが。 他にもヒトデやウミウシ(うちでは学名からドーリス君と呼んでます)。 毎年潜っていると、岩の形も覚えているし、ロープなども沈んでいる場所もわかってきます。 そしてそこに居ついている魚たちの種類も覚えてきます。 潜ってみての感想。 海の中はまだ夏じゃないってことでした。 海草の茂り方が少なく、貝類も小さいのが多く、魚も種類が少なかったです。 見かけたのは、ベラ、フグ、トラハゼ、クジメなど。大型の魚は沖に居るようです。 その中で珍しい魚に出会いました。 それはオコゼ。 見かけはチョウチンアンコウみたいな小型の魚ですが、上手く擬態で隠れていました。 ちょうど潜ってすぐの岩のくぼみのところに居て、なんか盛り上がってるな~と思ったら魚でした。 オコゼだろうと思ったのですが、一応確認と見せたいのとでダンナを呼びました。 「これなんだと思う?」 「トラハゼかなんかやろ?」 「ん?違う違う。この盛り上がってる奴。」 「ん~? ! 」 「やっぱりあれ?」 「うん、西表で釣ったやろ。同じ仲間。」 西表で釣ったのとはオニダルマオコゼ。背びれのとげに猛毒を持つオコゼです。 家に帰って図鑑(山渓カラー図鑑 日本の海水魚)を見たのですが 背びれの突起の数などを数えたわけではないので特定は出来ませんが 形から見てオコゼだろうという結論になりました。 図鑑などで知っていても、やっぱり実物を自分の目で見るというのは楽しくて嬉しいです。 それが例え毒をもつような魚でも、例えサメでも! 他にもカニを見たり、サザエやアワビを探したりしていました。 いつもなら最初水が冷たいな~と思っても、身体の力を抜いて身を任せていると そのうちに冷たさが気にならなくなってきますし、背中は太陽の暖かさで心地よくなるのですが、今日はなかなか身体が伸びなかったです。 でも、やはり海に潜っているということが私のリラックス法であることは間違いありません。 ゆったりとした呼吸で魚たちを眺めていることで日常の雑事を一時忘れることが出来ます。 今回は1年ぶりにシュノーケルとマスクをつけたのですが、 シュノーケルの向きをいつもと違う方向でつけてしまい、何度も管から水が入って ごくっと飲んでしまっていました。 ここでもいつもと違ったのは、塩分濃度です。 大雨が長く続いているのと、潮がほとんど動かない日だったせいか、薄い海水でした。 いつもなら誤まって海水が口に入ってきて飲んでしまうと しばらくむせ返って大変なんですが、今回はけっこうそのまま飲んでしまってました。 それくらい塩分濃度が薄かったです。後でのどは渇きましたけど。 だんだんと身体を丸めることが多くなってきて、「う~、限界かな」と思っているところへ ダンナが「さぶ~!」と寄って来ました。 上がろうかということになって、途中の水面から顔を出している岩で休憩。 今日は風がほとんどなかったので、水から上がっていても寒さを感じませんでした。 水の中の方が冷たくて、いつもなら浅瀬をぎりぎりまで水に浸かりながら移動するのですが さっさとフィンを脱いで、歩いてもどりました。 時計を見ると、ちょうど1時間経っていました。 海に潜っていた時間は実質45分くらいでしょうか。 軽く身体を拭いてからお楽しみのお昼ご飯。 熱いお茶とお握り、途中で調達した惣菜を食べていると聞きなれたカラスの声。 ここ数年、必ず聞く特徴あるカラスの声です。 カァ~というよりは、アワアワと聞こえるんです。 うちではアワアワガラスと呼んでるんですが、彼(彼女?)にも再会できました。 海水浴客のお弁当を狙っているようなんですがね。 そういえば、実家の裏の林にも同じように鳴くカラスがいました。 姿を見ても判別はつかないのですが、声は聞き分けられますから。 うちの周りにもカラスがたくさん居ますが、今は巣立って間もないのか 甘えている若いカラスの声をよく聞きます。 以前ごみ捨てに行ったときに、ごみステーションのすぐ上からカァ~と声をかけられました。 距離にして1mくらいしかなかったので、びっくりしたのですが 「おはよう!」と返しておきました。 カラスの話はおいといて。 いつもなら午前1回、午後1回1時間ずつ潜るのですが…今日は1回だけ。 来週はオーラソーマレベル3の受講があるのでいけません。 そしてお盆は絶対に海には入りません。引っ張られたくないので。 ま、オーラソーマの受講もあるので物理的に無理ですけど。 あとはその翌週がまだ暑ければもう1日くらいはいけそうかなと目論んでます。 東北の短い夏を目いっぱい楽しまなくちゃですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月02日 09時40分55秒
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