カテゴリ:食べ物・飲み物
あんまり料理自体は得意じゃないのですが、興味のあることには取り組んでみたい性格です。
そんな私が細々と続けているのが梅干作り。 時々作れないときなどもありましたが、独身時代に作り始めて10年が過ぎました。 なぜ梅干を作るようになったかといえば、母が作っていたからというのもあります。 が、市販の梅干を食べる機会があったときにそのまずさに愕然としたからです。 「まずさ」というと語弊がありますね。 私好みの味ではないということですな。 私好みとは、単純に塩だけで漬けて、紫蘇で色を添えたもの。 紫蘇が入らなくてもいいのですが、あのゆかりで作るゆかりご飯が好きなもので♪ なので昔からの方法で漬けられたものは美味しくいただけます。 それなのになんであんなに添加物が入ってるんでしょうね。 アミノ酸のくどい味が舌に残ると、それだけでげんなりします。 もともと保存のための漬物なのに…。 それ以来、本を見て、母に教わって作っています。 土用干しができない天気の年は、梅漬けのまま。 干せるときは梅干にと適当に、でも美味しくなるように願いながら。 紫蘇は一度、生のものが手に入らなかったのでパックになっているものを使ったのですが これがまた私の好みに合いませんでした…。 どう合わなかったかといえば、茎ごと塩でもんであるのです。 母から教わった方法では、葉の柔らかいところだけ摘んで塩もみしてアク抜き、梅酢に。 この細いけれども食感の違う茎が入るのがなんとも言えず…勘弁して~という感じ。 私の周りには、「便利だから気にしたこと無かった」とそれを使い続けている人もいるのですが、私には「我が家の梅干」の思い入れが強いのかもしれません。 今年も梅を漬けましたが、天気が続かないのでこのまま梅漬け状態のままでしょう。 お握りにはかかせない梅漬けがたっぷりと眠っています。 それからそれから。 ぬか漬けを初めて漬けたと記事にしたことがありました。 やっと最近上手くいくようになって来ました~! 実を言うと、一回ぬか床を全部新しくしました。 最初のは、はっきりいって塩も足りず、空気が入りやすくて良くないぬか床にしてしまったからです。 その失敗を踏まえて、今月から新たにぬか床を仕込みました。 毎日2回かき混ぜながら、最初の炒りぬかの状態から、ぬか床の味を確かめています。 捨て漬けの状態では海の塩辛さのようなぬか床で、入れている野菜もしょっぱいだけ。 それがあるときからまろやかさが出てきたなと思うと、ぬか床がふわっとしてきたんです。 手を入れると発酵したパン生地のよう。香りも全然嫌な匂いがしません。 今はまだまだ試行錯誤の段階ですが、これからが楽しみになってきました。 時期が来たら今年はキムチも仕込もうと思っています。 これはダンナと付き合いだしてから作り始めました。 ダンナが好きなので、美味しいものを食べさせたいから。 レシピはジョン・キョンファさんのを参考にしていますが やっぱり味見をしながらこうだっけ?と試行錯誤。 手馴れてきたので、かなり大雑把に作ることもありますがそれも楽しみ。 そのまま食べても美味しいし、鍋にしても、炒め物にしても美味しい。 自分で手をかけると、一層美味しいと感じますね。 何で作ってるかもわかってるから、そういう意味でも安心だし。 好みの味に作れる楽しさもあるし。 あ~、もっと時間が欲しいな~! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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