カテゴリ:お題なし
読みかけの本です。
数年前に父からもらった本。 ずっと本棚にしまってありました。 私の父の実家筋には坊さんが何人もいるようで、私が直接知る限りで2人。 その他にも、その道では有名なお坊さんがいるのだそうです。 この本の著者である福富雪底師は父の従兄にあたります。 私も小さい頃にお見かけしたことがあります。 もうお亡くなりになっていますが、最後は京都の大徳寺派管長をされた方。 もう一昨年になりますが、自分の興味がどこへ向いているのか、何に惹かれるのかを 考えてみる機会がありました。 幼い頃から奈良のお寺が大好きだったのです。 宗派はあまり問いませんが、特に惹かれていたのは真言宗などの密教系。 曼荼羅を見るのが好きでした。 今も仏像を見るのが好きですし、仏教の話を読んだり聞いたりするのが好きです。 小学生か中学生くらいのときに、別の大伯父が編纂したという梵字の字典を私が食い入るように眺めていたときに(この時点で変わった子だったと思います 笑) 祖父が「この字典はお前にやる」と言い、祖父が亡くなる前に私が譲り受けました。 漆器を探していたときに応量器がとても気に入ったのですが、これは禅宗の雲水が持ち歩く食器なのだそうです。 そしてオーラソーマを勉強しているときにも、奈良時代や平安時代くらいの若い僧の姿をイメージしたことがありました。 こんなふうに事あるごとに仏教やお寺というキーワードが出てくるのです。 それがこの本を読んでいて、なんだかすっと腑に落ちた感じがします。 私がこういう家を選んで生まれてきたのだなと。 そろそろ自分の内面に向かう時期が来ているのかもしれません。 自分が何者かを見つめるために。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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