アイコンタクト
高校生の頃は40分くらいかけて自転車通学をしてました。高校生といえば、傍若無人な振る舞いを「まだ」してしまっていた年頃。自転車にも、ある意味無謀な乗り方をしていたと思います。普通のママチャリ。友人と私が並んで走ると、時速にして約40kmは出ていたらしいです。2つ下の後輩は全く追いつけず、1つ下の後輩はスクーターだったのでそれでスピードを計って、そんなくらいだったと教えてくれました。この頃に、車の前に飛び出して急ブレーキを踏ませるという出来事がありました。その当時は車を運転したこともないので(当然)、自分が怖い思いをしただけでドライバーがどれだけ怖い思いをしたのかということには全く気がつきませんでした。大学生の頃に自分も車を運転するようになり、ここで初めて自転車の動きの怖さを知りました。そして、高校生の頃の出来事がどういうことだったかもわかったわけです。それ以来、車に乗るときも、自転車に乗るときも、そして歩いているときもドライバーや歩行者、自転車の動きをよく見るようになりました。じーっとドライバーの顔を凝視していると、こちらに気がついてくれて先に行けと促されたり、待っていてくれたりして安全に行くことができます。これは歩行者でも同じ。…と私はず~っと思ってました。そうであって欲しい!と信じてました。が、どうもそうではなくなってきているようです。自転車もドライバーも歩行者も、相手を全く見ていない人が実に多い。そこに車がいて、自転車がいて、歩行者もいるのに、気にしていないみたい。相手の目を見れば、どうするつもりなのかはある程度わかると思うんだけどどうも最近は目を合わせる人が少なくなりました。そして、自分が優先!という感じで動いているので右折時に巻き込まれそうになりながらすり抜ける自転車を何台も見たり、車の流れが読めずに割り込んできたりという場面を立て続けに見ることが多くなりました。なんでこうなっちゃったんだろう…