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今日はちょっとwikileaks問題について考えてみましょうか
まずwikileaks(以下リークス)とは何なのかについて。 リークスとはアメリカ政府の機密情報を告発によって入手し それをインターネット上で公開するサイトです。 核シェルターの中にハッカー軍団が作ったとんでもサーバーで活動してます。 まぁこういう情報はニュースで散々出てるので大方の人が知ってますよね。 このサイトが今問題になっている最大の理由がわかりますかね? アメリカ政府にとって不都合だから。いいえ違います 告発のヒーローが現れたから。いいえ違います 最大の理由はこのサイトが善か悪なのか判断がつかないことです。 例えばアフガニスタンの機密情報では 米軍のヘリが民間人を一斉掃射で殺していました。 この問題をアフガニスタンの人たちが見れば公開したことを讃えるでしょう しかし米軍関係者からすれば自分たちに危険が迫っていると思ったからした しょうがないことだった。それを公開するなんてあんまりだ。となるでしょう。 米軍の兵隊だって人間だから死にたくないですもんね。 この誤射は記者の持っていた望遠レンズがロケット砲に見えたことが原因で おこりました。 ここで問題となるのはこれを悪か善か判断する人間、つまり情報をリークした 人間です。この情報をリークした人間はこの誤射は悪だと思ったためリークした のです。しかし他にもこの情報を見ることのできた兵士はいたはずです。なぜ他の兵隊はリークしなかったのでしょう? 規律のため?国の為?友人の為?保身のため? 全部イエスです。規律を守ることが善だと思った。国の為に戦うことを善だと思った。 友人を庇うことを善だと思った。自分の身を守ることを善だ思った。 この情報は仕方のないことで洩らさないことが善だと思ったからです。 まぁリークスを知らなかったという可能性もありますけど。 どちらにせよその情報を見た人間によって結論は変わってしまうのです。 これをリークするかしないか。そこを判断した時点でこの情報は 透明な情報ではなく個人の感情によって着色された情報になってしまいます。 それでは公平な情報とはいえなくなります。 公平な情報でない以上善と悪を判断するのは難しいです。 もしかしたらその情報自体にまだ隠された情報があるかもしれないという 可能性が出てくるからです。 何者かが国家の転覆を狙って悪い部分のみをリークするかもしれません。 ネット上に透明な情報は存在しません。 またリークスが人命の危険に関わる情報をリークしている問題もあります。 アフガニスタンにおける現地協力者の個人情報公開です。 今のところ粛清されたという情報はないのですが もしかしたらこれから起こるかもしれません。 それに行われなかったのでよかったという問題で済まされるのは問題があります。 もしかしたら行われていたかもしれないという可能性がある以上不用意に公開することは許されないです。 「ほらね?起きなかったでしょ?」これほど無責任な発言はありません。 またリークスが原因で戦争が起きるかもしれません。彼らは莫大な量の機密を 持っています。それのどれを公開するかを選べるということは各国政府にとって とても危険です。何せそれは一団体が国を動かす力を持つということと同じだからです。 だけど公開されるべき情報があるというのもまた事実です。 この問題を機に言論の自由と知る権利についてもう一度考え直さなくてはならないでしょう。 私は個人的には現体制でリークスが活動を続けるというのなら反対ですね。 国益も損なわれるし何しろ個人が危ない。 もっと考えるべきだと思います。 ちなみにTV局が結論的にリークスを否定するのは自分たちの存在意義がなくなるからではないかと思ってます。 という感じが僕の考えなんですけどどうでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月03日 00時12分00秒
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