スローなお茶の時間

おはようございま～す。今日は愛知県美術館で開かれている国吉康雄展に行ってきます。知り合いで行ったひとがよかったといっていたので。

行ってきました！よかったです。
国吉は17歳のときひとりで、向こうに知り合いがいるわけでもないのに、アメリカに渡ったそうです。1906年のことです。すごいですよね。今でもなかなか17歳で何も当てがなく行こうとは思えませんよね。その後亡くなるまでアメリカにいるのですが、恐慌、戦争と日本人の国吉にとってとてもつらい環境だったそうです。それを反映してか、絵は全体的に少し暗い印象でした。たまにどきっとするくらい、暗い絵もあり、アメリカ人になりたくてもなりきれない、国吉の心情がひしひしと伝わってきました。
画家としては日本国籍でありながらヴェネチア・ビエンナーレのアメリカの代表に選ばれるなど成功しています。不利な環境のなか、すごいですよね！
あっ、そうそう今月22日に国吉の絵「カフェ」の切手が出るみたいです。日米150周年記念？だったかな・・・？