テーマ:本のある暮らし(3315)
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「100万回生きたねこ」、この本は、父が他界したときに遠くに住む大学時代の友人が送ってくれた本です。
「100万年も しなない ねこが いました。 100万回も しんで、100万回も 生きたのです。 りっぱな とらねこでした。 100万人の 人が、そのねこを かわいがり、100万人の 人が、そのねこが しんだとき なきました。 ねこは、1回も なきませんでした。」 というはじまりで、 最後は、 「ねこは もう、けっして 生きかえりませんでした。」 で終わります。 100万回生きたねこの最後の人生は・・・・ここでは書きません。 簡単な絵本なので、立ち読みでもすぐよめてしまいますので、よかったら読んでみてくださいね。 言葉にすると照れくさかったり、うそになってしまったり。 気持ちを伝えるのって意外にむつかしいですよね。 そういうとき、「本を贈る」。 こころに残るし、すごくいいなと思いました。 この本が届いたとき、内容よりも友達の気遣いがうれしかった。 ところで、今日なぜこの本の話かというと、日曜日が父の三回忌の法要だったから。 葬式とか、法要とか、格式ばったものすごく苦手です。 得意な人はいないよと夫は言うのですが、じゃあ、なぜするのだろう。 特に私が住むあたりは、むかしからの形式が残っていて、 悲しいときに形式を知らないことで非難されるようなこともあり(自分たちの無知が原因なのかもしれませんが)、 香典返しやいろいろ本当にすることが多く、 どうして悲しいときにこんなことをしなくてはならないのだろう・・・ 本当のことを見失っているような気がする、と思いました。 葬式も、結婚式も(このふたつを並べるのはどうかとも思いますが、) 「気持ちが大事」で、シンプルがいちばんだと思うのは、私だけでしょうか。 *********************************** 話は変わりますが、月曜日また星を見に行きました。 本当は、日曜が新月だったので、法要のあとに行こうといっていたのですが、 あいにく天気がよくなかったので、月曜に延期しました。 月の明かりがない分、星が本当にきれいに見えました! こないだいったところより手前、稲武あたりで見たのですが、 本当に満天の星!!!!! ちょうどふたご座流星群の時期なので、流れ星もたくさんみましたよ♪ ちょっとしずんだ気持ちも、きれいなものを見て癒されました。 空を見ていると、ちっぽけな自分を感じて、でもそのちっぽけな自分も大きな自然の一部なんだということを感じてちょっと安心できます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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