最近、平日は残業があるので、滅多にドラマを見ることができません。
(連ドラは、今何を放送されてるのかさえ知らないかも)
だから、久しぶりのドラマでしょうか・・・
昨日の前半は、"ゲン"が校門の前でおばさんに声をかけられる場面から見たのですが、
あっという間にB29から原爆が落とされる場面になり、前半が終わってしまいました。
ゲンの父親役の中井 貴一さんの演技がすばらしかったらしいのですが、
そこを見逃してしまいました・・・
今日後半は、はじめから見ることができたのですが、
マンガを見たことがあると、テレビでの映像の限界を感じてしまいますね・・・
(以前、原作者の中沢さんは原作のマンガでも、
子供が見るからと表現描写を抑えられていたと聴いたことがあります)
今日、このドラマを見る前に、テレ朝の『オーラの泉』を見ていて、
渡辺えり子さんが、戦争の落とし子だとお話されていました。
渡辺えり子さんのお父様が軍事工場で働いていて、
死ぬか生きるかの恐怖を味わったとの事。
もし、お父さんがその時亡くなっていたら、自分は今この場にいなかったと・・・
それを言うなら、私の母は本当に戦争の落とし子なのです。
あの戦争で、祖父は空襲で、当時の奥さん・子供達を一度に亡くしています。
銀行マンだった祖父は、出張中で不在の時の出来事だったとか・・・
戦争の後、祖母と再婚し母が生まれた訳で・・・
本当に、戦争が無ければ産まれてこなかった訳で・・・
だからか、昔から戦争を題材にしたTVや本は気になってしまいます。
戦後、産まれた母も来月還暦。
あの戦争の話を、誰も知らない日はそう遠くない未来。
話を戻して・・・
TVでの映像には限界を感じつつ(放映していいのか・・・って問題もあるか・・・)
キャストや物語は家族で見るにはとても良い作品だと思いました。
毎年必ずこの時期に、戦争の悲惨さをきちんと訴えてくれる、
教えてくれるそんなドラマは、今後もずっと提供して欲しいと思います。