一時期のように、35度を越えなくなったから、まだいいようなものの、
まだまだ、暑いですね

暑い日は、やっぱり家の中でクーラーで涼みながらダラダラ・・・マンガを

私の大好きな漫画家の1人、成田 美名子さんのマンガです。


花よりも花の如く(5)/成田 美名子


この話は、若き能役者・榊原憲人くんのお話です。
成田 美名子さんの『NATURAL』の主人公ミゲール君の弓道の先輩、
西門くんの弟が今回の主人公です。

一つ目のお話は、海人君(お能の子役)の話。
舞台の怖さを知って、プレッシャーを感じて、お能を辞めたいと・・・

でも、最後になるかもしれない舞台を終えたあと、
海人：『恐いけど、お舞台好きです。やめられないよ』

子供の海人君は、初めて自分から、お能の世界を選択する事になるのですが、
憲人：『これからも折々に悩むと思うけれど・・・節目は自ら作れるもの』

あぁ・・・私は、今自分の人生でも節目の時なんだけど、
自ら、作りきれてはいないな・・・っと・・・
ちょっと、考えさせられました。

二つ目のお話は、韓国でのお能の公演の話。
成田さんは、年に1冊ぐらいしか、コミック本が発売されないペースの方でして・・・
時計は随分前から、ゆるりとしか動いておらず、マンガの時代設定は1999年。
日韓共催のワールドカップもヨン様も登場していない、
韓国の方からしてみれば、ほぼアンチ日本だった時代の話です。

成田さんの話の好きなところは、悪い人がいないところ・・・
悪い人がいても、後で誤解は解けて・・・ってトコロかな・・・

ここでも、日本人に対して、あまり良い感情を持たない方たちの前で、
公演をして、不安を抱えつつも精一杯の演技を見せる事で受け入れてもらう。

これは、少し前の自分を見ている様で・・・
違う場所から来た私は、あまり良い感情を持っては向かい入れてはもらえない。
でも、精一杯仕事をする事で、今は中に入り、チームとしても
成り立つようになろうとしている・・・



全然、違う業界のお話なのだけど、どうしても自分の事と少しづつ重なってしまいます。