先週のこと。

母の車が、交差点で右からやってきた車にぶつけられ大破。
車は廃車になったらしい・・・

車が大破(どういうのが大破っていうのかは分かんないのだけど・・・)したわりに、
母はなんともなかったらしく、車が廃車になった事のほうがショックだったらしい。

母の車は、12-3年前に購入した車だ。
購入にあたっては、当時パーキンソン病がひどくなりかけていた祖母も、
何割か負担をしてくれたらしい。

母はその車で、病気がひどくなっても、ほとんど寝たきりになっても、
車椅子とともに祖母を外に連れ出し、色々なところへ行った。

祖母が亡くなってからは、
知り合いが立ち上げた、障害者施設のお迎え用の車としても、活躍していた。
(その知り合いは、祖母を外に連れ回している間にできたお友達らしい・・・)

たまに、私が実家に帰って空港に降りると、母はその車で迎えに来てくれるのだけど、
車内のあちこちに靴の足跡が・・・
障害者の方達が靴で蹴った跡らしい・・・

母が、この事をメールで連絡してきたとき、
"役目がおわったんだ・・・"
と素直にそう思えて、そのようにメールした。

母も、その言葉で少しは踏ん切りがついたらしい。

交差点で突っ込んできたのは、70代の男性だった。
車が護ってくれたのは、母だけでなく、この70代の男性も護ったのかもしれない・・・



少し、遅くなったけど、ありがとう。
そして、お疲れ様。