この話は、書こうか書かないでおこうか・・・凄く迷ったのだけど・・・
自分の気持ちを整理をする為に、書こうと思って・・・
『かっちょんはクールだから・・・』
昨日、同僚に言われた事である。
私が、その時に一番言われたくなかった言葉でもある。
人を育てるという事-2 の話でAさんの契約終了の事を書いたのだけど、
彼にいつまで居てもらうか・・・について、彼を採用した別の部署の課長と、
ウチのメンバ(私を含む3人)とで話し合った後に言われた言葉である。
私は、ウチのメンバ達のように、課長にごまかされたりはしない。
課長のように、人数さえ揃えれば、プロジェクトは何とかなるとは思っていない。
思い通りに人を育てることは難しい。
また、人を育てられる人を育てる事も難しい。
前回、ウチのメンバは、課長にごまかされてAさんとBさんを引き受ける事になってしまったけど・・・
『適当にやっておいて・・・』と言われても、『後をよろしく・・・』言われても、
できることは限られているのだ・・・
なんとかなる量は、タカが知れている・・・
課長は、『Aさんの経歴に傷が付く・・・』と言っていたが、
書かれていた経歴は、Aさんが1人でこなした仕事ではないし、
恐らくはCoreな仕事ではない。
(本当は偽装ではないか・・・ぐらいなものである。)
しかも、彼は派遣。
前職が1ヶ月でも3ヶ月でも、実務をこなしたと言えば、
立派に経歴となってしまうのだ。
実際に、1ヶ月とか3ヶ月とかもっと短くて1週間とか、
技術があれば、そんな需要はいくらでもある。
(きちんと面接していれば、そんな仮面はすぐにバレちゃうんだけどね・・・)
『かっちょんはできるから・・・』
クールと共に、突きつけられた言葉である。
私にはできないことがいっぱいある。
むしろ、出来ていた事は、とっとと見切りをつけて、今の職業についている。
自分に一番向いてない仕事を選んだとも思っている。
ただ、好きなだけで続けている仕事である。
『かっちょんはクールだから・・・』
きっと、その瞬間、白髪が10本は増えたことだろう・・・
私は、Aさんが毎日、借りてきたネコのように、
小さくなりながら、心臓をバクバクさせ、職場に通っているのを知っている。
Bさんが、プライドがバキッと折れてしまった瞬間も、
なんとなく解かっている。
ウチのメンバが、AさんとBさんを引き受けたときに、反対もした。
ウチのメンバはちゃんと面倒を見るといったところで、
出来る事は限られているからだ。
Bさんが消えたあと、メンバの姿が本当に小さくなっていたのも知っている。
(本当は横にも縦にもデカイ!!)
そして、この話し合いのあと、またまた小さくなっていたのも知っている。
一緒に、彼らを引き受けてきた別のメンバも、
教育すればいいと簡単に言うけれど、今回のことでも、
彼は、AさんBさんとも、あまり話しをする機会が無いくらい忙しい。
どう考えても、きっちり『NO』しか答えが無いのに・・・
私は、クールなのか???
本当は、Aさんのスキルでも対応できるポジションがあれば良かったとは思うのよね・・・
(理由が何であれ、1度は引き受けたのだから・・・)
でも、ウチにはそんなポジションはないのだ。