PR
Keyword Search
Calendar
Category
Profile
かっちょん♪
わたしのあいすべきものたち♪
Freepage List
Comments
Favorite Blog
< 新しい記事
新着記事一覧(全784件)
過去の記事 >
海堂さんにとっては、 『チーム・バチスタの栄光』、『ナイチンゲールの沈黙』に続く3作目の作品。 私は、先に4作目の『ジェネラル・ルージュの凱旋』を読んでしまいましたが、 時系列から行くと、 その後にこの話となります。 前に読んだ3作品と違うのは、 主人公が東城大学医学部付属病院の不定愁訴外来、田口先生ではないこと。 また、前3作とは別の出版社から、出版されていること・・・ とはいえ、全3作でこの作品の舞台となる、桜宮病院は何度も登場するし、 本作品でも、厚生労働省の"火喰い鳥"白鳥は活躍します。 螺鈿迷宮 / 海堂 尊 この病院は、あまりにも、人が死にすぎる-- 日本の医療界を震撼させた「バチスタ・スキャンダル」から一年半。 その舞台となった東城大学に医学生として通う天馬は、 留年を繰り返し既に医学の道をリタイア寸前だった。 ある日、幼なじみの新聞記者・葉子から、碧翠院桜宮病院に潜入できないかと依頼を受ける。 東城大学の近隣病院である桜宮病院は、 老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院であり、 終末医療の最先端施設としてメディアの注目を集めていた。 しかし、その経営には黒い噂が絶えないという。 天馬は介護ボランティアとして桜宮病院に通い始めるが、 ある時から疑念を感じる。「この病院、あまりにも人が死にすぎる」と......。 舞台は、桜宮病院と碧翠院。 主人公の天馬クンは、田口先生とキャラがかぶる感じ。 おっとりとしたロクデナシだからこそ、みんななんでも話しちゃう・・・て感じなのだろうか・・・ でも、その彼も話の終わりには、自分がのほほんと暮らしてきた影に、 存在した現実を突き付けられて・・・ 作者が今回書きたかったのは、終末医療の問題点と、今後の在り方について。 今回も、言いたい放題つきつけているって感じです。 白鳥唯一の部下で、『ジェネラル・ルージュの凱旋』で東城大学ICUで研修をを受けていた、 氷姫こと姫宮もこの病院に先に潜入します。 そのドジぶりは顕在で、ジェネラル~ではミス・ドミノと呼ばれていたけど今回はターミネーター。 彼女の存在は、いろんな意味で大きいのだけど、 白鳥は、今回存在感が小さい。 というのも、桜宮病院の院長 桜宮巌雄の存在とキャラが強すぎ・・・ この巌雄さん、南方戦線に15歳で出向き、目の前で負傷する兵たちを、 軍医もいない中、桜宮病院の跡取りとして治療していた・・・と言う設定。 戦後間もなく、ルールも何もない時代に、ありとあらゆる事にかかわりすぎてきたため、 警察にも、ヤクザにも顔が利く!という、銀獅子。 いつもは、白鳥節がキラリと光り、 その場所をめちゃくちゃにして、田口先生がその場をおりなす・・・って感じなんですけど、 今回は、それも通用せず・・・ ただ、少しずつ追い詰めていくのです!! 読み終わって、ルパン三世の2時間ものか、2時間ドラマを見ていた感じが・・・ ちょっと、こじつけが多すぎたのと、キャラが凄すぎたのかもね 美女の多さも2時間ドラマに匹敵するか・・・ 久し振りに、モンサンクレールのケーキ モンテリマール ピスターシュ\525 ピスタチオのビスキュイとクリームの上には、ナッツとドライフルーツたっぷりのピスタチオのムース。 ヒメ \475 苺のムース、バニラクリーム、苺のコンフィチュール。 ここのケーキ達は、サイズが小さくても濃厚。 今回も、濃く入れたコーヒーにぴったりでした
ゆんでめて / 畠中 恵 2010年08月21日 コメント(8)
JIN -仁- (1) / 村上もとか 2010年08月13日 コメント(10)
百鬼夜行抄(11) / 花よりも花の如く(8) 2010年08月04日 コメント(6)
もっと見る