『しゃばけ』シリーズの第7弾『いっちばん』をBOOK OFFで見つけてしまい、
購入してしまいました。

『しゃばけ』シリーズは、単行本では第7弾まで発売されていますが、
私は、文庫本でしか読んでいないので、第5弾までしか読んでいなくて・・・

第6弾の『ちんぷんかん』を読まずに第7弾です。

毎回、読み切りの作品なので、まぁいいっか・・・



いっちばん / 畠中 恵
摩訶不思議な妖怪に守られながら、
今日も元気に(?)寝込んでいる日本橋大店の若だんな・一太郎に持ち込まれるは、
訳ありの頼み事やらお江戸を騒がす難事件。
お馴染みの妖がオールキャストで活躍する「いっちばん」、
厚化粧のお雛ちゃんの素顔が明らかになる「ひなのちよがみ」の他三編を収録。
大人気「しゃばけ」シリーズ第七弾。

今回は短編5作が収録されているのだけど、
トップバッターは、本のタイトルにもなっている『いっちばん』。
誰が一番若旦那を喜ばせることができるのか・・・
妖たちが、3つのグループに分かれてそれぞれ若旦那へのプレゼントをGETしようと、
がんばるお話です。
若旦那、妖たちに愛されてますね・・・
若旦那は、その間にスリの犯人を捕まえる手伝いを・・・

その他で、私が面白かったもの・・・
若旦那の幼馴染 菓子屋の栄吉が、老舗菓子屋で修業を始めた話『餡子は甘いか』
やはりそこでも、栄吉は菓子づくりの才能の無さが・・・

『ひなのちよがみ』は紅白粉問屋のお嬢さん、お雛さんのお話。
お雛さんは、この前まで白粉を桁はずれに分厚く塗っていて、
化け物みたいだったのだけど、とある事情から分厚く白粉を塗るのを止めた。
お雛さんの素顔はとってもかわいくて、婚約者である正三郎以外にも、
我こそは・・・と言い寄る男が出てくる・・・
さて、正三郎はお雛さんの心をつなぎ止めておけることができるのでしょうか・・・

1冊抜けると、やはりその間の出来事が解らない・・・
文庫本の最新刊は、まだ出そうにないから、BOOK OFFで探そうかな・・・



『果匠 正庵』さんの和のデザート

葉桜ゼリー ＆ 麩まんじゅう
やや、もちっとした薄いピンク色のゼリーの中には白あんが・・・
桜のぜりーはちょっと不思議な感じです。