発売されるといつも購入しているReal Clothesが発売されたので早速・・・


Real Clothes (8) / 槇村 さとる
美姫様が越前屋を去る...！？　合併の影響に揺れる越前屋社内。
そんな中、絹恵達に新たな任務が！！
精神的支柱であった神保美姫が越前屋を去ることのショックに打ちひしがれる絹恵に、
合併相手の老舗・松越百貨店の婦人服部門再生という新たな任務が課せられた！　
松越を偵察した絹恵は、婦人服フロアの空洞化と、強烈な老舗イズムに呆然とする...。

前巻、美姫様は越前屋を去ることを決めた。
合併が決まった越前屋が彼女に課したものは、合併する松越百貨店の婦人服売り場の再生。
それが上手くいけば、さらに上のポストを・・・っと約束されるが、
そうなれば彼女が作った『ペシェ・ミニョン』は解散。
女は服を見方につけて頑張るの・・・幸福のために
世界征服なんてどうでもいい・・・
私は、前回彼女が発した、この独り言が忘れられない。

私も、それなりに大好きなお洋服を着て、美味しいものを食べて、
大好きなお化粧品を使い幸福感を味わっていたいだけ・・・
上司に、資格試験を受け上のポストに行くように何度も言われているけど、
そんなことはどうでもよくて・・・この言葉はリアルだった。

そして8巻は、立ち去る美姫様が絹恵に対して、
次の『ペシェ・ミニョン』を作るのはあなただと託すところから始まります。
そして、老舗・松越百貨店の婦人服部門再生に乗り出す絹江たち・・・

松越百貨店は三越さんの日本橋本店がモデルになっているようで、
オールドなエレベータやアンモナイトの代理石は日本橋本店そのものです。
私も、初めて見たときはその内装のスゴサに驚いた驚いた・・・

日本橋には高島屋さんもあるけど、
どちらのデパートも外商が持ち味で車付けの入り口があったり、
ドアマンがいたりします。

その昔、インテリアコーディネータの仕事をしていたころ、
当時のお付き合いしていた会社が口座をもっており、
外商で買い物をして、超セレブ感を味わったことがある。

担当が付きっきりで、”これを2つ”と言って荷物を持たずそのまま次の売り場へ行き、
買い物が終わったら外商部のカウンターで、
その場で持ち帰りたいものだけ持ち帰り、その他は当日中にお届に・・・

そんな場面がこの巻にも登場して、75歳のお嬢様の担当は、
なんと生まれたころから担当している顧問のジー様で・・・
（ジー様が100歳ぐらいな訳でありえん話だけど・・・）

こんなお客ばかりじゃないので、デパートは瀕死状態なんですけど、
絹江は古き良き時代の良いところを残したいと提案するのですが・・・

次の巻も楽しみです

なんか、ドラマも始まるようで・・・
でも、前回同様に美姫様はまた黒木瞳
イメージが違うんですけど・・・



マンガのお供は・・・

フレッシュネスバーガー ＆ マンゴースムージー / フレッシュネスバーガー

フレッシュネスバーガーは、みじん切りの玉ねぎ入りで、ちょっとモスに似ていますが、
お味はこちらの方が好き・・・