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かっちょん♪
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終わってしまいましたが、『ギネ 産婦人科の女たち』のドラマを見て、 原作本が読みたくなり、買っちゃいました ノーフォールト / 岡井 崇 大学病院に勤める女性産科医・柊奈智は、 深夜の当直で容態の急変した胎児を救うために緊急帝王切開を行なう。 それは、生死を分けるギリギリの判断だった。 だが、それから悪夢が始まった。過酷な勤務の中、次々と奈智を襲う試練。 そして、ついに迎えた医療における最大の悲劇にショックを受けた奈智は...。 現役の医師が、圧倒的な迫力で描く医療サスペンス。 ドラマ版 柊奈智は藤原紀香で、 恐ろしく極端な気性と性格を持ち合わせた人物でしたが、 原作の柊奈智は、もうすぐ30歳で頑張り屋で気配り上手な女の子って感じです。 医長の君島先生も、原作では男性だし、ドラマとは少し雰囲気が違いますが、 そこは産科の生々しい話で、やっぱり登場人物たちは当直率高く、 しかも常に緊張感に晒されています。 登場する妊婦たちも、同じ名前で同じ症状だったりもしますが、 あの藤原紀香の性格を極端にするためにドラマ版はアレコレ変えたのね・・・ って感じで、少しずつ話の内容も妊婦さんの対応も異なります。 例えば、藤原紀香演じる柊奈智から、口唇口蓋裂を告げられて病院を去っていた妊婦さんは、 他の妊婦さんのお腹の子供の症状の方が重いことを知ります。 自分の悩みの方が小さかったことに気付いて、そのままこの大学病院で子供を産み、 少し大きくなった子供たちが走り回っている姿が、最後の方に登場します。 裁判の部分は、原作の方が素直な女性が主人公なだけに、 ショックも強く、ドラマ版より可哀想な感じがしましたが、 実際、医療裁判になると、あんな感じで責められまくるのでしょうか・・・ 産科医のなり手がいないなか、みんなが逃げ出すのが分かる気がします。 最後は、作者から主人公 柊奈智への手紙で締めくくられています。 この手紙の内容は、今の医療の現場からの声とでも言いますか・・・ 少子化対策と声を大にして叫んでいる政治家の方達にも読んで頂きたい、 そんな1冊でした。 映画版『大奥』の配役が発表されましたね・・・ 柴咲コウは・・・まだ良しとしても、なんで水野が二宮和也??? あんまり見たくないんですけど
ゆんでめて / 畠中 恵 2010年08月21日 コメント(8)
JIN -仁- (1) / 村上もとか 2010年08月13日 コメント(10)
百鬼夜行抄(11) / 花よりも花の如く(8) 2010年08月04日 コメント(6)
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